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自意識過剰だった私が痛感した「世界は自分のために回っているわけではない」
ライターとしては珍しい話かもしれませんが、私はこの仕事を始めるまでブログを書いたことがありませんでした。その理由は簡単で「他人からの評価」が気になりすぎて、気軽に発信できなかったから。的外れだと思われてしまったら恥ずかしいとか、バカにされたら嫌だなとかばかり考え、自分の中で終わってしまうことがほとんどでした。 -
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生まれたくなかったという思いは変えられない。けど、生きてちゃダメなわけじゃない。
生まれたくなかった。 死にたい、と思うことも多々あったけれど、それよりも、そもそも生まれたくなかった。これが、私個人として抱える「生きづらさ」の根っこにぐったりと横たわっているように感じます。この自分として存在していることがしんどい。いろいろ考えているとお先真っ暗な気がして、自己否定の連鎖にはまります。 -
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子どもを産めない僕が気づけた、みんなちがって、みんないい。
僕はゲイなので、結婚をすることも、子どもを産むこともできません。ずっと「親孝行ができない」や「社会で一人前とは認められない」という後ろめたさのような感情を持って生きてきました。「どうして周りの人がふつうにできることを自分はできないんだろう?」と悩み続け、「ふつう」に憧れ、女性と付き合ったこともありました。 -
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【イベント終了】自分の世界観を周囲と共有する プラス・ハンディキャップ読書会(12月4日19時〜)
本の魅力を伝えることは、自分の世界観をいろいろなひとと共有すること。本について、そして自分について語り合う90分の交流会「Plus-handicap 読書部(通称:プラハン読書部)」を発足、開催することにしました。今回のテーマは「自分の生きづらさを減らしてくれた本」。2018年12月4日19時スタートです。 -
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障害のない社会になったときの、障害者のアイデンティティ。
もし、仮に、この社会の隅々まで障害に対する配慮が行き届き、障害者に対する偏見もなくなるという理想的な社会になったとしたら、いわば障害のない社会になったとしたら、それが障害者にとっていい社会なのかどうか、僕にはよく分かりません。障害があったから認められていたこと、赦されていたことが、なくなってしまうかもしれない。 -
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自分の人生の主導権を取り戻すためには何が必要なのか
「自分の人生の主導権を自分で握る人を増やす」これは私たちプラス・ハンディキャップの活動テーマのひとつです。もともとは「生きづらさ」をテーマにしたWebメディア運営で始まった団体ですが、様々な生きづらさを取り扱う中で見えてきた共通点のひとつが「自分の人生の主導権を自分以外に握られてしまっている」と感じたのです。 -
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【イベント終了】自分の人生の主導権は自分で握る ー組織から主導権を取り戻す思考法ー(11月13日19時半〜)
最近では、いくつかの収入源を持ち、ひとつのビジネス・就職先に依存しない働き方であるパラレルワークなど、複数の組織に属する働き方が注目されています。 今回のイベントでは「自分の人生の主導権を自分で握る人を増やす」をテーマに「組織に依存しない働き方」について考えます。 -
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逆境や負の感情をエネルギーとして走り続けることは、もうできないかもしれない
6年前、新卒で入った会社をパニック障害で退社して以来、私の目標はずっと「マイナスなことを解消したい」でした。 病気を治したい。薬を飲みたくない。発達障害の影響を少なくしたい。辞めずに済む仕事をしたい。仲の悪い親から離れたい。お金に困りたくない、等々。マイナスな材料はたくさんありました。 -
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ゲイを隠すためのバリアは、いつの間にか僕の性格の一部になっていた
僕はお酒を飲んでも、酔いつぶれたことがありません。気を抜くと「変なことを言ってしまうかもしれない」ということが常に頭の中にあったからです。「寝言を聞かれるのが怖い」とも思っていました。「自分は男が好き」ということを隠し続けるためには、ずっと気を張っていなければいけません。 -
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企業で働きたい障害者が通う「就労移行支援事業所」ってどういうところ? ー株式会社綜合キャリアトラスト 祢津奈美さんに聞く。
障害のある方が2年間の期限付きで企業への就職を目指し通う「就労移行支援事業所」。企業に就職したい、障害を負ったばかりでどのような働き方が合っているか分からないといった障害のある方が集まります。今回お話を聞いた祢津奈美さんに就労移行支援事業所ってどういうところ?支援者側はどんな考え方をもつことが大切なの?といったことを伺ってきました。