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other
そろそろ発達障害を「才能」か「障害」の二択にするの、やめてもらえませんか?
発達障害はびっくりするくらい両極端なイメージを持たれていると感じています。ひとつは「発達障害は才能である」というタイプ。そしてもうひとつは「発達障害は、あくまでも障害である」というタイプ。それぞれのイメージは「発達障害を特別視しすぎている」という点で共通していると思っています。 -
other
社交不安障害を抱える人との関わり方は、誰にとってもありがたいコミュニケーションのヒント。
私は人と関わるときに、過度の不安や緊張を感じてしまいます。表面上では「恥ずかしがり屋」や「人見知り」という人とほとんど見分けがつかないかもしれません。ただ、私の場合は社交不安障害という精神疾患のひとつの症状です。そんな私にとって、気を遣われることや配慮されることは苦痛に感じてしまうこともあります。 -
business
聞こえづらさへの配慮は、障害への配慮というより職場の環境改善への一歩ではないか?
「耳が遠い」という自覚は小学生の頃からありました。昔も今も健康診断の聴力検査では左右ともに「所見あり」。後天的な原因ではなく、遺伝などの先天的なものだという診断を受け、「聴こえ」と同じく「聴き分け」が難しいのだろうと言われました。聞こえづらさを抱えていると、仕事上のコミュニケーションでいくつかの問題が発生します。 -
society
「障害があるから配慮する」ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。
障害者雇用の現場では「障害のある社員に対する配慮」は必須項目として挙げられています。自分自身を障害者だと開示して就職活動をし、障害者雇用の枠で入社しているのだから、それは真っ当な話。障害者雇用の枠で働く障害者は配慮されると認識していますし、企業側も障害のある社員に対し配慮することが必要であると考えています。 -
society
「障害者を理解しよう」ではなく「困っているひとに声をかけよう」くらいがちょうどいい。
「障害者の理解啓発」的なニュアンスが嫌い。「障害者のことを理解しよう」みたいなメッセージを見て、そこに私も含まれるのかと思うと、気持ちが沈む。「理解しよう」という言葉にある、社会から手を差し伸べられるべき存在かのような対象の中に含まれると思うと、吐き気がする。同じように思っている障害者はそこそこいるんじゃなかろうか。言わないだけで。 -
society
障害者差別解消法の施行によって、障害者は配慮される側だけではなく、配慮する側にもなる。
2016年4月から本格施行される障害者差別解消法。障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを目的としたこの法律は、障害が理由で理不尽な対応をされた、チャンスを得られなかった、いじめられたなど、様々な差別を経験してきた障害当事者にとっては悲願のものです。法律の施行を前に、講演会が開催されたり、facebookページでカウントダウンが行われたりしています。 -
business
えっ!訴えられる!?2016年4月からの「障害者差別禁止指針」「合理的配慮」の注意点
2016年4月より「障害者差別禁止指針」と「合理的配慮」を企業は実施しなくてはいけないことになりました。障害者差別解消法の施行によるものです。今回は、それに伴う障害者側と企業側における注意点を書いてみます。障害者差別禁止指針では、すべての企業を対象に、募集や採用に関して障害者であることを理由とする差別を禁止することなどを定めています。 -
lifestyle
足が不自由だと引っ越しはなかなかしんどい作業。そして手続きもいろいろとめんどくさい。
先日、人生で何度目かの引っ越しを行いました。引っ越しといえば、荷物を詰め、引っ越し業者さんに運送してもらい、荷物を開封するというのが一連の作業。健常者・障害者という区別をしなくてもその作業に煩わしさは伴いますが、足が不自 […] -
society
障害者への配慮に模範解答はない。だからこそ当事者側にも寛容さが必要なのではないか。
「自分自身の障害が完全に把握できるわけじゃないんですよね。今の自分の言動や行動が、この場において良いのか悪いのかという判断がつきません。だから困っているんです。」 これは、先日、発達障害を抱えた方とお話しし […] -
business
障害者雇用の現場で障害への配慮がうまくいくための鍵は「自発性」にある
今からちょうど10日後の9月1日、あなたの職場に耳の不自由な障害者が配属されると連絡が来たら、障害者社員を受け入れる準備が進められるでしょうか?社交不安障害を抱える障害者が配属されるとしたら?強いこだわりをもつアスペルガ […]