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自分でヘルパーを雇い、育てる、パーソナルアシスタント制度って? デンマーク留学記⑪
「寝たきりになります」とお医者さんに言われたときに、ふと想像したのは家の天井でした。白い部屋に置かれた介護用べッドで、ひとり天井を見上げる美女のわたし。わたしはずっと真っ白な天井を見ながら生活するのか。うーーーん。いやだな。いやだな、なんて言ってもしょうがないから受け止めるしかないか。でも、やっぱり……いやだな。その「いやだな」があったから、デンマークに来ました。 -
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「当事者としての話」はもうできないと語る、児童養護施設出身の久波孝典さんの言葉の本質。
「僕には今まで夢がありませんでした。なぜなら、施設を退所したひとがなれる職業、できることには限界があると思っていたからです。」これは、2011年に久波孝典さんがカナエールで語ったスピーチの一部です。「カナエール 夢スピーチコンテスト」とは、児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム。今年は7月に横浜、東京、福岡の3都市で開催されます。 -
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交通事故で頸髄損傷になった私が最初に感じた困難。コミュニケーション。
ICU(集中治療室)での夜、ついに気管挿管を選択した私。私の記憶だと目覚めたら痰の苦労からは解放されて楽になっているはずだったのですが、そんなに甘くはありませんでした。事故にあって以来、私の体のなかで唯一動かすことができた表情を自由に動かすことができず、また顔面にこんなにもガッチリとテープを貼られ、痛くて痛くて。 -
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「壊れかけたパソコンみたい」だった私へ
5年前、私は自分のことを「壊れかけたパソコンみたい」だと感じていました。ついさっきまで普通に動いていたのに、次の瞬間フリーズしてしまい、何のボタンを押しても動かない。いきなりシャットダウンしてしまって、作業中のデータが消える。終わっていたはずの作業に戻ってやり直し。それらが続くと「ちゃんと動けよ!」と焦りはつのり、生産性は無くてもヘトヘトになります。 -
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ニュージーランドに行ったことで見えてきた、日本のお母さんって実はすっごく生きづらいんじゃないかという話
ニュージーランドの教育や保育が日本で注目され始めていると聞き、ワーキングホリデー先にこの国を選んだのですが、来てみてビックリ!日本にいた時から感じていた「日本のお母さんたちの生きづらさ」が自分が思っていた以上のものなんじゃないかと感じるような「子育てのギャップ」を目の当たりにしています。 -
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精神疾患は弱いひとがなるものですか?デンマーク留学記⑩
精神疾患は、自分とは遠い世界の話だと思っていました。でも、24歳の夏に、私は一ヵ月だけその世界を覗いたことがあります。そこは空間が曲がったパラレルワールド。「やばいやばい」と病院に駆け込み、薬をもらい、なんとか解決できたので、「鬱になった」という表現はトゥーマッチだと思います。そのたった1カ月、不思議の国に迷い込んだ、という感じです。 -
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足が悪いのにすごいねって何がすごいの?「障害がある」というフィルター越しの評価。
まだ小さかった頃を思い出すと、よく「頑張れ」とか「負けるな」とか「すごいね」とか、そんな声かけをもらうことが多かったように感じます。普通に頑張っているだけなんだけどなあ。何に負けそうなのかなあ。声かけの言葉の前に、それぞれ「障害があるのに」「障害があっても」という枕詞があったことを知ったのは、小学校高学年になってからでした。 -
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【イベント開催】生きづらさ甲子園(2017夏プレ大会)
「生きづらさ」をテーマにしたWebマガジンを運営するPlus-handicap(プラス・ハンディキャップ)が真に生きづらい方を決めるワークショップ「生きづらさ甲子園」を開催します。我こそは生きづらいという方、たくさんの生きづらさを知っているという方など、全国の生きづらい猛者のご参加をお待ちしております。 -
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女性にこそ知っておいてほしい、男性のパンツの中の生きづらさ。
慰安旅行で訪れた先のホテルの大浴場で上司と部下が風呂に入る。部下のペニスがでかいと、立場が上のはずの上司がなんだか気後れして負けた感じになる。男性ならこの話にうんうんとうなずく方がいるかと思います。なぜこんなことになるのか。ペニスのサイズや勃起の長持ち具合など「ちんこの強さ」が男の価値を決める面があると刷り込まれているからではないでしょうか。 -
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交通事故で頸髄損傷になった私が最初に感じた死の恐怖から迫られた選択
事故から1週間後に受けた手術。その後の合併症でで一般病棟からICU(集中治療室)行きになった私。ICUに入っても、痰の調子は相変わらずでした。ただ、私のいたICUと一般病棟の違いは、ナースステーションと病室が一体化されているような造りだということ。スタッフの気配が感じられるだけでも、安心感は格段に違うものです。