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両親の離婚がきっかけで生まれた苗字コンプレックス
高校1年生のときに両親が離婚をしたことで「父と母、どちらの苗字を名乗るのか?」という問題に直面しました。「離婚は両親の問題なのに、どうして子どもも苗字を変えなくちゃいけないの?」と不満。まるで「父の家族でいたいのか、母の家族でいたいのかを選べ」と言われているような感覚になったのです。 -
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自分のセクシャリティを改めて確かめてきた
男友だちと話していたときのこと。「ねえねえ男性のタイプは?」って普通に聞いてみると「は?男性のタイプなんてないよ」って言われてびっくり。私には女性のタイプがめちゃめちゃ細かくある。そんな話をしたら「普通、同性のタイプなんてないよ。もしかして女性が好きなんじゃない?」。寝耳に水とはこのこと。 -
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的確に自己肯定感を殺してくる就活。リクルートスーツは私にとって喪服のようなもの。
私は俗に言う就活生で、どうやら来年には社会人として働いているらしい。内定をもらえればの話だけれど。合同説明会の会場の最寄り駅に着くと、あの子もあの子もあの子も全身真っ黒で、同じような出で立ち。個性のカケラもない。一人ひとりの違いがわからない。「就職活動=自己肯定感抹殺ゲーム」はもう始まっている。 -
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一緒に幸せになりたかっただけなのに。
私は、最近、もっとも大切な人と離れることになりました。3年前、私が苦しみの泥沼にハマっているときに、一緒にいてくれた恩人でもあります。寂しいときには、黙って甘えさせてくれる家族のような存在でした。でも、私は彼が苦しんでいるときに、ただ見守ることがどうしてもできませんでした。耐えられなかったのです。 -
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仕事の愚痴を言うのはダサい、みたいな風潮がダサいし生きづらい。
ボーナスや給料に限らず、仕事に関する愚痴をこぼしている会社員のニュースが流れると、必ずといっていいほど「愚痴ってるだけじゃなくて解決のために努力しろ!」とか「仕事の愚痴を言ってるだけはダサい」とか、そんな意見が出てきます。特にTwitterなどのSNSを中心に。 -
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本人の了承なく秘密を暴露してしまう「アウティング」の怖さ
僕は、自分がゲイであるとカミングアウトしたことで、今までとは違う気の遣い方をするようになりました。それはTwitterやInstagram、FacebookでLGBTの友だちとの写真を一切シェアしないこと。「一緒に写っている人ってゲイなの?」と思われてしまうかもしれないからです。 -
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自分の左足を切るか残すかという30年続く自問自答。「切る」に傾く日がやってくるのか。
「20歳になったら左足を切るかどうか考えよう」その言葉を初めて聞いたのは8歳くらいの頃。毎年、義足や装具を作り変えるたびに、主治医から”20歳の選択”を刷り込まれました。不完全なカタチの両足で生まれてきた私は、まずは自力で立てるように、そして歩けるようにという順序で、生まれて2年の間に手術を受け続けました。 -
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私の鬱なんて、お金とセックスさえあれば治るくらいのもの
鬱をわずらって、もうすぐ2年が経ちます。きっかけは会社でうけたパワハラ。会社を辞めても一向によくならず、薬の量だけが増えていく2年間でした。鬱の波に襲われてるときは、とても果てしないし、いつ抜け出せるんだろうって恐怖にかられ、何もする気になれず、朝からお酒を飲んで眠ることしかできなくなります。 -
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“頑張る”が助長する生きづらさ
生きづらさ界隈には”頑張る”という言葉がはびこっています。障害があっても頑張る。差別や偏見に負けずに頑張る。仲間のために頑張る。などなど。中には「頑張っている姿に感動した」とか「私の頑張っている姿を見て欲しい」なんて人もいます。メンドクサイ人たちですね。だから私は”頑張る”という言葉があまり好きではないのです。 -
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可愛い・綺麗と言われても、鏡に映る私の顔はいつも醜かった。醜形恐怖の生きづらさ。
「可愛い」「綺麗」「美人」「魅力的」と言われて、みなさんはどんな気持ちになりますか?嬉しい、照れくさい、自信が湧いてくる。容姿を褒められると、そういった感情が湧きやすいと思います。私は小さいころから容姿を褒められることに縛られて生きてきました。