加点方式で生きるほうが、人生よっぽど楽じゃない?「たら・れば」からの脱却。

2018.07.20

佐々木 一成

「◯◯じゃなかったら」というタラレバ的な発想は、理想の自分を100としたとき、現在の自分がどれだけできていないかと数え、減点していく考え方です。自分の過去や経験、身に降りかかった不幸ごとを変えることはできません。自分に向かってタラレバを使い始めると、どっと心が疲れます。それはすでに自己否定が始まっているからです。

誕生日は「親に感謝する日」なんて言うひとがいるけれど

2018.06.11

佐々木 一成

先日誕生日を迎えました。SNSなどで受け取る誕生日メッセージがこんな僕にも幸いなことにいくつか届きました。とてもありがたく、そして嬉しい限りです。しかし、最近ではだいぶ見かけなくなりましたが「親に感謝しよう」とか「生まれてきてくれてありがとう」とか、そんなメッセージを見ると、何とも言えない気持ちになるときがありました。

障害者だって恋愛したい!とか言うけれど。障害者の恋愛って何が問題なの?

2018.04.26

佐々木 一成

先日、障害者の恋愛に関する取材を受けました。障害者が恋愛をするにあたって、障害が障壁になるのかどうか、という問いから取材は始まりましたが、誰かを好きになることなんて元々は自由な話で、そこに障害の有無なんて関係ないはず。むしろ「あなたの切断した右足ってなんだかセクシーね」なんて言ってくれる女性がいると嬉しい話です。

当事者発信が大切だと思っているあなたへ伝えたい3つのこと。

2018.02.14

佐々木 一成

当事者発信には、納得度の高いものや「なるほど」が詰まっているものもあれば、承認欲求の塊のようなものや受け取る側に配慮されていないものもあります。テレビや新聞、講演が中心だった当事者発信は、WEBでも動画でも簡単に発信できるようになり、お手軽になった分だけ、発信者はその存在と発信内容が試されるようになっています。当事者発信において…

「なぜ?」という問いが奪う自己肯定感と自己評価。

2018.01.12

佐々木 一成

道ばたで3歳くらいの男の子がお母さんに「なんでそんなことするの?!」と怒られている。いたずらでもしたのかな?子どもは「ごめんなさい」と泣きじゃくって謝っているけれど「なんでママを困らせるようなことするの?!」とお母さんは追及。「なんで?」と連続で聞かれても答えられないよね。お母さんを納得させられるような理由なんてない。

足が悪いのにすごいねって何がすごいの?「障害がある」というフィルター越しの評価。

2017.06.15

佐々木 一成

まだ小さかった頃を思い出すと、よく「頑張れ」とか「負けるな」とか「すごいね」とか、そんな声かけをもらうことが多かったように感じます。普通に頑張っているだけなんだけどなあ。何に負けそうなのかなあ。声かけの言葉の前に、それぞれ「障害があるのに」「障害があっても」という枕詞があったことを知ったのは、小学校高学年になってからでした。

「障害があるから配慮する」ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。

2017.04.12

佐々木 一成

障害者雇用の現場では「障害のある社員に対する配慮」は必須項目として挙げられています。自分自身を障害者だと開示して就職活動をし、障害者雇用の枠で入社しているのだから、それは真っ当な話。障害者雇用の枠で働く障害者は配慮されると認識していますし、企業側も障害のある社員に対し配慮することが必要であると考えています。

生きづらいひとのそばにいるひとの生きづらさ。

2017.03.03

佐々木 一成

生きづらさの背景も様々あれば、引き起こされる感情や心情も表現にすれば様々。本人以外、その生きづらさは分かりませんし、周囲のひとたちが代わることもできません。「俺はこんなに苦しいんだ!」なんて言われたって相槌は打てても理解はできず。言われれば言われるほどに無力感が募り、距離が広がります。生きづらさが派生、連鎖していきます。

「障害者を理解しよう」ではなく「困っているひとに声をかけよう」くらいがちょうどいい。

2016.08.31

佐々木 一成

「障害者の理解啓発」的なニュアンスが嫌い。「障害者のことを理解しよう」みたいなメッセージを見て、そこに私も含まれるのかと思うと、気持ちが沈む。「理解しよう」という言葉にある、社会から手を差し伸べられるべき存在かのような対象の中に含まれると思うと、吐き気がする。同じように思っている障害者はそこそこいるんじゃなかろうか。言わないだけ…

生きづらさは人間関係の満足度と関係が深い?収入が原因?【生きづらさ調査結果レポート】

2016.07.20

佐々木 一成

生きづらさの背景を探るために先日実施した「生きづらさ調査」。今回は、そのアンケート結果と考察をご紹介いたします。自分自身が感じる「生きづらさ」や「生きやすさ」を6段階で回答していただきましたが、その平均数値は2.86。現在の日本の生きづらさ指数は2.86と言えるのかもしれません。「やや生きづらい」という分布に回答が集まっています…