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両親の離婚がきっかけで生まれた苗字コンプレックス
高校1年生のときに両親が離婚をしたことで「父と母、どちらの苗字を名乗るのか?」という問題に直面しました。「離婚は両親の問題なのに、どうして子どもも苗字を変えなくちゃいけないの?」と不満。まるで「父の家族でいたいのか、母の家族でいたいのかを選べ」と言われているような感覚になったのです。 -
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一緒に幸せになりたかっただけなのに。
私は、最近、もっとも大切な人と離れることになりました。3年前、私が苦しみの泥沼にハマっているときに、一緒にいてくれた恩人でもあります。寂しいときには、黙って甘えさせてくれる家族のような存在でした。でも、私は彼が苦しんでいるときに、ただ見守ることがどうしてもできませんでした。耐えられなかったのです。 -
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そろそろ発達障害を「才能」か「障害」の二択にするの、やめてもらえませんか?
発達障害はびっくりするくらい両極端なイメージを持たれていると感じています。ひとつは「発達障害は才能である」というタイプ。そしてもうひとつは「発達障害は、あくまでも障害である」というタイプ。それぞれのイメージは「発達障害を特別視しすぎている」という点で共通していると思っています。 -
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「実家帰らないの?」という気の利かない質問に対する不満。
「実家帰らないの?」と聞かれるたび、私は困ってしまいます。この質問は、ふんわりとその人のルーツを探っていることもあれば、ただの世間話として長期休暇に帰省する予定があるのか聞いていることもあるでしょう。話題をつくるために、いろいろな場面で使える便利な質問です。 -
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自意識過剰だった私が痛感した「世界は自分のために回っているわけではない」
ライターとしては珍しい話かもしれませんが、私はこの仕事を始めるまでブログを書いたことがありませんでした。その理由は簡単で「他人からの評価」が気になりすぎて、気軽に発信できなかったから。的外れだと思われてしまったら恥ずかしいとか、バカにされたら嫌だなとかばかり考え、自分の中で終わってしまうことがほとんどでした。 -
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逆境や負の感情をエネルギーとして走り続けることは、もうできないかもしれない
6年前、新卒で入った会社をパニック障害で退社して以来、私の目標はずっと「マイナスなことを解消したい」でした。 病気を治したい。薬を飲みたくない。発達障害の影響を少なくしたい。辞めずに済む仕事をしたい。仲の悪い親から離れたい。お金に困りたくない、等々。マイナスな材料はたくさんありました。 -
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古いものを手放すと、新しい流れに変わる
私がはじめて「大きな流れ」を感じたのは、病気になったときでした。仕事ができないくらい体調が悪くなってしまい、転職活動を始めると再び悪化してしまう負のループにハマっていた頃です。「大きな流れ」は、人によっては「運」だとか「運気」だとか呼び方はありそうですが、私はこの表現のほうがしっくりきます。 -
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発達障害だからといって、他者理解の努力を放棄していいんですか?
「あなたに他人の気持ちを分かれというのは、背の低い人に向かって高い棚のものをとれというようなものです」今から約1年半前、私は主治医から「発達障害があるから」ということを理由に、福祉の仕事をすることは諦めたほうがいいと示唆されました。私はそれに猛反発しました。私は自分の生き方で、主治医の言葉に反抗してやろうと決心をしました。 -
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相手が子どもだからといって「人を動かす」って発想は自分本位すぎませんか?
私の職場で「今日来ている子ども、誰も動かせなかった…」と一日の終わりに落ち込んでいる職員がいました。私が働く放課後等デイサービスなどの福祉の世界だと「利用者を上手く動かせる人=有能な職員」という雰囲気があります。しかし「人を動かす」ことなんてできるのでしょうか?まるで自分の意図した通りに相手を操作できると信じているような発言に違和感をおぼえました。 -
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人間関係を見える化して、見直す。私が「相談相手マップ」づくりをすすめたい理由
「自立とは、依存先を増やすこと」という言葉を聞いたことをあるひとがいるかもしれません。私は最初にこの言葉を聞いたとき、あまり想像がつきませんでしたが、現在は「自立とは、精神的な支えを増やすこと」という意味だと捉えています。「何が精神的な支えになるのか」はそれぞれ違うかもしれませんが「自分の周囲にいる相談相手」の存在は大きいです。相談相手が多いひとは、精神的な安定を保つことができる可能性が高いのではないでしょうか。