【イベント開催】「バリアフリーって誰の目線で考えてるの? 〜不在になりがちな知的障害者目線のバリアフリーを考える〜」Plus-handicap Session #5

Plus-handicap Session #5
「バリアフリーって誰の目線で考えてるの?
〜不在になりがちな知的障害者目線のバリアフリーを考える〜」
 

バリアフリーって言葉を聞いたとき
皆さんがイメージするものは何でしょう?
 

スロープ?エレベーター?点字ブロック?
そのどれもが正解で、バリアフリーに相応しいものです。
ただ、これらは物理的なバリアを取り除くもの。
移動が困難な障害者や高齢者の目線に立ったものです。
 

もし、障害者のためにバリアフリーについて考えるとしたら、
知的障害者や精神障害者にとってのバリアフリーを
皆さんは考えたことがありますか?
何を改善すればいいのか?何がバリアなのか?
皆さんは回答することができますか?
 

障害者といっても、身体・知的・精神と属性があり、
障害者目線で物事を考えるならば、3つの属性すべてが
織り込まれていなくてはならないのにも関わらず
例えば「障害者=身体障害者」のように考えてしまいがちなのが問題点。
 

今回はバリアフリーの議論をする際に不在になりがちな
知的障害者目線でのバリアフリーについて考えます。
多くのひとにとって「なかなか知らない」リアルを
皆さんと一緒に学んでいければと考えています。
 

知的障害のある息子を愛し、育て上げてきた母と
その息子の外出支援等を行うヘルパーとの対話を通じ
今回のイベントは進行していきたいと考えております。
 

もちろん、バリアフリーという言葉は古いのではないか?
と考えるひともいるかもしれません。
社会側が障害を生み出しているという考え方もあります。
ただ、今回は一度、どの概念が良いのかではなく、
知的障害者にとっての暮らしやすい環境について
皆さんと考えていければ嬉しいです。
 

申し込みはコチラから → http://kokucheese.com/event/index/183486/
 

【日時】
7月12日(土)15時〜17時(開場14時半)
※17時半まで会場はオープンしています。
 

【場所】
EDITORY
東京都千代田区神田神保町2-12-3 安富ビル2F

 

【パネラーとその属性】
・志村陽子さん
知的障害のある息子を愛し、育て上げてきた母。
大田区知的障害者育成会副会長
大田区自立支援協議会会長
 

・根本淳也さん
知的障害者のガイドヘルパー。
周囲の目を気にせず、本人のやりたいことを
真っ当にヘルプすることが信念。
※志村さんの息子をヘルプしています。
 

【進行役とその属性】
・佐々木一成 
生まれつき両足不自由なPlus-handicap編集長
 

【当日のおおまかな流れ】
①志村さんによる、息子を育てる日々で感じたバリア
・子育てや教育など育てていく中でのバリア
・学校や親御さんなどとのコミュニケーション苦楽
・知的障害者が社会で認識されるまでのいきさつ
②根本さんによる、外出支援するなかで感じたバリア
・街中に隠れているバリア
・周囲の人々から投げかけられる目線と態度
③クロストーク
・知的障害者のバリアフリーから考える、多くのひとにとって暮らしやすい街づくりとは
 

【参加費】2000円
 

申し込みはコチラから → http://kokucheese.com/event/index/183486/

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この記事を書いた人

Plus-handicap 編集局