IT知識ゼロの私がWebサービスをつくったワケ。ストレス解消イベント紹介サイト「りーふ」ができるまで。

2014年3月14日、私が代表を務める株式会社カイラボの2周年に「ストレス解消を目的としたイベント紹介サイト『りーふ』」をリリースしました。Webに関わる仕事の経験はゼロの私が、なぜWebサービスに手を出したのかと言えば、多くの人が抱えるストレス解消するにはWebによる情報発信が不可欠だと思ったからです。
 

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Webサイトやアプリなどで、ストレス度チェックができるものは少なくありません。数問~数十問の質問に答えると「あなたのストレス度は〇〇です」と教えてくれる、アレです。気軽にチェックができるのはいいのですが、大抵の場合は診断結果が「自分なりのストレス解消方法を見つけましょう」で終わっています。
 

これって、ひどいと思いませんか?身近な例で置き換えてみると、インフルエンザっぽいなと思って病院に行ったら「インフルエンザですね。自分なりに治し方を見つけてください」と言われているのと同じです。
 

実際にストレス解消に効果のあるツール、コンテンツを紹介している場合もあります。けれども、内容が「癒しの音楽CD」であったり「ヨガ教室」であったりと単一のテーマとなっています。この場合「CD聞かないし」とか「ヨガ興味ないです」という人にとってはあまり意味のない紹介となってしまいます。
 

一方、ストレスを抱える人間側は「ストレス解消方法がわからない」という悩みを抱えているケースが見られます。若手社会人向けの研修やセミナーをやっているとよく聞く声です。そういった人たちは「運動はストレス解消に良いとわかってるけど、運動は嫌い」「セラピーとか怪しそうだから行きたくない」など、なんとなくストレスに良さそうと思うものはあっても、自分の価値観と合わないという理由で敬遠していることが少なくありません。
 

「Web上でストレス診断ができて、さらに自分の好きなことからストレス解消方法を教えてくれたら面白いんじゃないか?」私は次第にそう思うようになってきました。
 

IT知識、経験、人脈ゼロの私は企画書を書いて片っ端からSEと名の付く職業の人に話して回りました。業務システムをつくっている友人に「Web作りたいんだけど」と言って困らせたことも何度もあります。その中で、やっと協力していただける方が見つかり、イメージキャラクターのデザイナーも見つかり、形になり始めたのです。
 

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構想から約1年後の2014年3月14日、「りーふ」をリリースすることができました。現在掲載しているストレス解消方法は約20と少ないですが、裸足ランニング、チョークアート、出張シェアドッグ、フラワーセラピーなど多種多様な内容となっています。中には、喫茶店でただひたすらダベルだけというこれまでにない内容も含まれています。
 

私は、このいずれもがストレス解消には一定の効果があると信じていますが、より効果を挙げるためには、自分が興味を持った内容に参加すべきだと考えています。運動嫌いな人に「ランニングはストレス解消にいいよ!」と言ったところで、余計にストレスが溜まってしまうかもしれません。
 

「りーふ」のサイト内では、メンタルヘルスに取り組むNPOの活動なども紹介していますが、「りーふ」そのものではメンタル不全者だけを対象とはしていません。対象はストレスを抱える人たちすべてです。「りーふ」を通じて少しでも多くの人が自分なりのストレスコントロール方法をみつけられることを願っています。
 

ストレス解消を目的としたイベント紹介サイト「りーふ」 http://re-fu.com/

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