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society
私の偏見が生まれたきっかけ、なくなったきっかけ。知的障害者に対して。
小学生の頃、プールで泳いでいた私は、その中でおしっこをしている男の子を見かけました。彼は知的障害がある子どもでした。本当におしっこをしていたかどうかは定かではありませんが、私の頭の中に「知的障害者はプールでおしっこをする。汚い。」という言葉が深く刻まれました。そして、いつしか「知的障害者は汚い」という単文だけが残りました。 -
society
知的障害者に対して、どのように「運動×目に見える結果」を提供するかという、施設内での課題
私が勤務する障害者施設には知的障害者しかおりませんが、その個別支援計画でよく見かけるのは「適度な運動をする」です。知的障害者は言葉や学習の発達の遅れだけでなく、てんかん発作や糖尿など、色々な疾病を併せ持っている場合が多く、思い切り身体を動かす機会を増やせないネックになっています。そのため「運動」がニーズに挙がるのでしょう。 -
culture
障害者と社会の接点に多様な選択肢を。【ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014レポート】
2014年8月1日~9月7日まで開催されていた「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」に行ってきました。「障害者とプロのアーティストが手を組み作品を創作する」展示会です。パラトリエンナーレの詳細は、ホームページや佐々木の […] -
business
「知的障害者のガイドヘルパー」という仕事をご存知ですか?
東京都大田区で知的障害者の自立支援事業等に取り組んでいるNPO法人風雷社中の代表である中村和利さんによる「知的障害者のガイドヘルパー」に関するトークセッションに参加してきました。これは、風雷社中の主な仕事である「知的障害 […] -
society
知的障害者にとって街中に潜むバリアにはどんなものがあるの?
目の不自由な人のために作った点字ブロックが、車いすユーザーの移動の妨げになってしまうことがある。車いすユーザーのために作ったスロープが、義足ユーザーにとって上りにくいことがある。バリアフリーという言葉が使われるようになっ […] -
other
【イベント開催】「バリアフリーって誰の目線で考えてるの? 〜不在になりがちな知的障害者目線のバリアフリーを考える〜」Plus-handicap Session #5
Plus-handicap Session #5 「バリアフリーって誰の目線で考えてるの? 〜不在になりがちな知的障害者目線のバリアフリーを考える〜」 バリアフリーって言葉を聞いたとき 皆さんがイメージする […] -
society
「障害者」という言葉を用いる難しさ。分かりやすい障害と分かりにくい障害がこの社会には存在している。
先日、Plus-handicapでライターの堀さんがアップした記事「生きづらさを生み出しているのは障害者自身かもしれない【ユニバーサルマナー検定受講レポート】」に対して、いくつかの意見を頂きました。非常に本質的だなと感じ […] -
society
「障害者=怖い、迷惑だ」と思うことってダメなの?「知らない」ことから生まれるリスク
両足が不自由な私は、近くに知的障害のある方が来たときに、即座に「怖い」と思っていました。身構えていました。なぜなら、自分の足の踏ん張りが利かないことを考えると、何かあったときに抵抗できないから。そして、何をされるか分から […] -
society
知的・発達障害児の育成環境、療育とは
前回の記事、発達障害から学ぶ?では、私の障害福祉分野への関わりを振り返りつつ、そこで私が実感した「両育」について書きました。今回は、学校が終わった放課後に、子ども達がどのように過ごしているのかについて、お付き合いのある福 […] -
society
簡単には避難できない。災害弱者であるという障害者の自覚。
先週の10月16日に猛威を振るった台風26号。伊豆大島を襲い、甚大な被害をもたらした台風26号の爪痕も残る中、今週末にはまた勢力の強い台風27号、そして28号が日本列島に上陸する可能性が指摘されています。ここまで連続で台 […]