plus handicapをご覧のみなさん。
こんにちは。リーホーです。
すでにこのニックネームになじんで
いただけましたか?(笑)
早速、前回の続きを進めていきたいと思います。
「障害者にとっての一番の障害は、“情報障害”でないか?」
障害者にとって、障害よりも何が一番大変かと言うと、
「自分の居場所を見つけるための情報が明らかに少ない」
ということではないかと、書かせていただきました。
もう一度、ご覧になりたい方はこちら
そんなことを思うようになった理由を、私の体験から少し
お話しさせていただければと思います。
これらはあくまで自分の体験談なので、すべての障害者に
当てはまるわけではないことをご承知おきください。
小学4年生の10歳で義足になった私ですが、もともとは
野球少年であり、スポーツへの憧れは強くありました。
![20年来使用しているローテーションタイプの義足。初めてから、約10本、作り替えた(はず。。)](http://plus-handicap.com/wp-content/uploads/2013/03/DSCF3845-225x300.jpg)
![「ローテーション」がわからない方は、こちらをご参照。(しかし、やはり情報少ないです。。)](http://plus-handicap.com/wp-content/uploads/2013/03/DSCF3846-225x300.jpg)
それで小学校が終わるまでリハビリ期間があり、
中学生なった時ぐらいにようやく歩行もスムーズになってきました。
運動能力が高い義足でもそれくらいの時間は必要でした。
でも、中学生くらいになると周りの人間も当然成長が目覚ましく、
運動という分野はもちろん、交友関係や(中学生ぐらいですと、
みんなチャリンコを多用しますが、私の足では乗れませんでした)、
色恋などにも精を出していました(笑)
そんな中で、どうしても「自分は義足」で、やりたいことが
存分にできない(と思い込んでいただけですが…)という
負の思い込みを抱え、不完全燃焼な青春時代を過ごしていた記憶があります。
要は、「義足」という、今から考えるとハンディでもないハンディを
重大に捉えてしまい、自分のやりたいことがハッキリとわからない
日々を送っていたのです。
もちろんそれでも、中学時代に入った卓球部では個人で県大会まで
いきましたし、TOP3の公立高校に進み、大学も現役で合格しました。
ただ、将来のやりたいことがよくわからない。
健常者でもそういう人は多いんでしょうけど、障害者はハンディが
ある分、早めにいろいろと決めて動かないと、やっぱりその分遅れを
取ってしまうんですよね。
この辺は、障害者の方なら共感していただけるかなと。
それで、何をかいわんやのなのですが。
障害者の私からあえて言わせていただくと、(もちろん等級などにもよりますが)
障害者と健常者ってそんなに変わらないと思うんですよ。
身体に恒常的に不自由な部分があるかないか。
今だから言えますが、それは大きな差ではないのではないか、と感じています。
では何が違うのか?
長くなり始めたので、今日はこの辺で。
また次回もお楽しみに。