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子どもからの「発達障害って何?」の質問にちゃんと答えたい。放課後等デイサービスの現場から。
先日、中学2年生の自閉症スペクトラムのY君(仮名)に「発達障害って何?」といきなり質問をされました。ここ何年かで「発達障害」の言葉自体は有名になったものの、改めて説明をするのはむずかしいです。そもそも、発達障害自体がはっきりととらえにくい上に、本人にどう伝えたらいいのかという問題もあります。 -
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企業で働きたい障害者が通う「就労移行支援事業所」ってどういうところ? ー株式会社綜合キャリアトラスト 祢津奈美さんに聞く。
障害のある方が2年間の期限付きで企業への就職を目指し通う「就労移行支援事業所」。企業に就職したい、障害を負ったばかりでどのような働き方が合っているか分からないといった障害のある方が集まります。今回お話を聞いた祢津奈美さんに就労移行支援事業所ってどういうところ?支援者側はどんな考え方をもつことが大切なの?といったことを伺ってきました。 -
society
支援者になってつくづく感じた、自分のコミュ力の不甲斐なさ。
「”ございます”もいらない」障害者施設に勤務している私が配属当初、利用者のひとりに「おはようございます」と挨拶をした際、上司に注意された言葉です。ここだけ切り取ると大きく誤解されるので経緯をさらっと。私が配属されたフロアは、自閉症・自閉傾向のある方で構成されています。利用者一人ひとりに様々なこだわりがあり、そのうちのひとりに「挨拶のこだわり」があります。 -
society
見えない障害の見分け方って支援者でも難しい。
今、私は障害者支援の仕事をしていますが、実は高校3年の3学期まで「知的障害者に触られると、うつる」と思っていました。もちろん、そんなことはありえないことと分かりましたが、気持ちとしてはそれくらい強い抵抗感と偏見を抱いていました。しかし、この仕事に就いて1年半以上が過ぎ、少しは知的障害者の特性も理解してきました。 -
society
杓子定規だとうまくいかない、中高生のキャリア教育現場
全国に数あるNPO法人の中で、もっとも多いのは「保健・医療・福祉分野」ですが、その次に多いのが「子どもの教育・育成」に関するものです。私自身も現在、複数のNPOを通じて中学生や高校生向けに、キャリア教育の授業やプログラム […] -
society
「不登校だからその子は〇〇である」という「決めつけ」を剥がして回りたい
不登校の子と初めて関わることになったとき、会社の先輩に「不登校の子と関わる時に気をつけること」として言われたことがこの2つでした。 「勉強」という言葉を使うな。 「学校」という言葉を使うな。 […] -
society
患者からの「新人イジメ」への対応方法と、支える者としてのあり方
経過が長くなる病気を見る病院や施設などでは、少なからず患者からの「新人イジメ」があったりします。それは、本当に些細なものだったりするのですが、来たばかりの新しいスタッフはやっぱり戸惑うもの。それをどう乗り越えていけばいい […] -
society
子どもの夢の応援が大人の学びにつながる。児童養護施設出身者の夢を応援する「カナエール」が大人に投げかける問い。
全国に600ヶ所弱、約3万人の子どもたちが生活する児童養護施設。施設に預けられる理由は親からの虐待や育児放棄、経済的理由や死別など様々ですが、親を頼ることができないという点は共通しています。高校を卒業する18歳の春には児 […] -
culture
「支援者」ではない「伴奏者」と創り上げる作品の数々。パラトリエンナーレの提案。
2014年8月1日からスタートした「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」。障害者とプロのアーティストが手を組み、作品を創作。その展示が横浜の象の鼻テラスで行われています。 今回、総合ディレクターの栗栖良依 […] -
business
「知的障害者のガイドヘルパー」という仕事をご存知ですか?
東京都大田区で知的障害者の自立支援事業等に取り組んでいるNPO法人風雷社中の代表である中村和利さんによる「知的障害者のガイドヘルパー」に関するトークセッションに参加してきました。これは、風雷社中の主な仕事である「知的障害 […]