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障害者への「配慮疲れ」から考えた、合理的だけではない「快適への配慮」という考え方。
「桜井玲香 乃木坂46卒業」というニュースが7月初めに飛び込んできたとき、仕事だけでなく、すべてのことに意欲が湧かない日が続いていました。日々のエネルギー量が普段の1%ほどしかないようなときでも、ともに働く障害のあるメンバーに対しての配慮を怠ることはできません。障害者に対する合理的配慮が求められているからです。 -
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「障害があるから配慮する」ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。
障害者雇用の現場では「障害のある社員に対する配慮」は必須項目として挙げられています。自分自身を障害者だと開示して就職活動をし、障害者雇用の枠で入社しているのだから、それは真っ当な話。障害者雇用の枠で働く障害者は配慮されると認識していますし、企業側も障害のある社員に対し配慮することが必要であると考えています。 -
society
障害者差別解消法の施行によって、障害者は配慮される側だけではなく、配慮する側にもなる。
2016年4月から本格施行される障害者差別解消法。障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを目的としたこの法律は、障害が理由で理不尽な対応をされた、チャンスを得られなかった、いじめられたなど、様々な差別を経験してきた障害当事者にとっては悲願のものです。法律の施行を前に、講演会が開催されたり、facebookページでカウントダウンが行われたりしています。 -
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えっ!訴えられる!?2016年4月からの「障害者差別禁止指針」「合理的配慮」の注意点
2016年4月より「障害者差別禁止指針」と「合理的配慮」を企業は実施しなくてはいけないことになりました。障害者差別解消法の施行によるものです。今回は、それに伴う障害者側と企業側における注意点を書いてみます。障害者差別禁止指針では、すべての企業を対象に、募集や採用に関して障害者であることを理由とする差別を禁止することなどを定めています。 -
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「インクルーシブ教育」という言葉の認知度と言葉が抱えるリスク
皆さんは「インクルーシブ教育」という言葉をご存知でしょうか。実は私はつい最近まで知りませんでした。20年前の私は、今この「インクルーシブ教育」で考えるべき対象となり得ていたようです。 障害のある子どもと障害 […] -
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障害者への配慮に模範解答はない。だからこそ当事者側にも寛容さが必要なのではないか。
「自分自身の障害が完全に把握できるわけじゃないんですよね。今の自分の言動や行動が、この場において良いのか悪いのかという判断がつきません。だから困っているんです。」 これは、先日、発達障害を抱えた方とお話しし […] -
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障害者雇用の現場で障害への配慮がうまくいくための鍵は「自発性」にある
今からちょうど10日後の9月1日、あなたの職場に耳の不自由な障害者が配属されると連絡が来たら、障害者社員を受け入れる準備が進められるでしょうか?社交不安障害を抱える障害者が配属されるとしたら?強いこだわりをもつアスペルガ […] -
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障害者と健常者のコミュニケーションがうまくいかない理由とその改善提案。
「障害者として接してほしい」というひと。 「健常者と同じように接してほしい」というひと。 障害者を大きく2つに分けるならば、こんな分け方ができるかもしれません。どちらがいい、悪いというわけではなく、障害当事 […] -
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障害者だけのものではない障害者教育―障害平等研修「DET」に参加して―
先日、東京都大田区で開催された「障害者平等研修(以下:DET(Disability Equality Training))」の体験会に参加してきました。 障害を当事者の個人的な問題とするのではなく、社会や周 […] -
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障害者雇用でこれから起こる未来〜あなたは何のために障害者を雇用するのですか?〜
皆さん、ごきげんよう。矢辺です。 実家の鳥取県に帰ることになり、東京を離れることになりました(月数回は東京に来ますが)。これからは定期的に記事を書くことはありませんが、プラスハンディキャップには関わっていき […]