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society
今、日本でいちばん生きづらいのは「おっさん」かもしれない
「おっさん」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。きもい、うざい、ださい、くさい、かっこ悪いなどなど、ネガティブなイメージが強い方も多いと思いますが、そのイメージは人それぞれで構わないと思います。ただ、周囲からおっさんと認知されている人たちは、今の日本で、実は一番生きづらいひとたちなのではないかと思うのです。 -
society
友達なんていなくても死なない。相談相手なんていなくても生きていける。だけど、いたらいたで楽かもしれない。
生きづらさを抱えている人の中には、相談相手がいない、誰に相談すればいいのかわからないと感じていることも多いのではないでしょうか。もしかしたら、過去に誰かに相談したけど解決せず「相談なんてするだけ無駄」と思っている人もいるかもしれません。私も人に相談するのは苦手だし嫌いです。「なんでも相談してね」とか言ってくる奴はもっと嫌いです。 -
society
相手が子どもだからといって「人を動かす」って発想は自分本位すぎませんか?
私の職場で「今日来ている子ども、誰も動かせなかった…」と一日の終わりに落ち込んでいる職員がいました。私が働く放課後等デイサービスなどの福祉の世界だと「利用者を上手く動かせる人=有能な職員」という雰囲気があります。しかし「人を動かす」ことなんてできるのでしょうか?まるで自分の意図した通りに相手を操作できると信じているような発言に違和感をおぼえました。 -
society
「なぜ?」という問いが奪う自己肯定感と自己評価。
道ばたで3歳くらいの男の子がお母さんに「なんでそんなことするの?!」と怒られている。いたずらでもしたのかな?子どもは「ごめんなさい」と泣きじゃくって謝っているけれど「なんでママを困らせるようなことするの?!」とお母さんは追及。「なんで?」と連続で聞かれても答えられないよね。お母さんを納得させられるような理由なんてない。 -
society
支援者になってつくづく感じた、自分のコミュ力の不甲斐なさ。
「”ございます”もいらない」障害者施設に勤務している私が配属当初、利用者のひとりに「おはようございます」と挨拶をした際、上司に注意された言葉です。ここだけ切り取ると大きく誤解されるので経緯をさらっと。私が配属されたフロアは、自閉症・自閉傾向のある方で構成されています。利用者一人ひとりに様々なこだわりがあり、そのうちのひとりに「挨拶のこだわり」があります。 -
human
カミングアウトなんて必要ない?
何故カミングアウトをするのでしょうか。その答えを想像してみると、何種類かあるように思います。ありのままの自分を認めてもらいたい、困っているから助けてほしい、自分から弱みを見せることで相手の心を開きたい。カミングアウトは、相手との関係性を変化させる、場合によっては良くも悪くもする力があるのかもしれません。 -
society
「自分のためには頑張れないけど、仲間のためなら頑張れます」という人が嫌いな3つの理由
「仲間のために頑張る」姿は人々の心を感動させます。ドラマ、子供向けのアニメ、スポーツ。「誰かのために頑張る」ことは美談として語られる傾向にあると思います。ただ、仕事でたまに出会う「自分のためには頑張れないけど、仲間のためなら頑張れます」というひとは大嫌いです。こういう発言をするひとと付き合うときは要注意だと思っています。 -
society
カミングアウトは突然に。する側の準備、される側の無防備。ーPlus-handicap Session #7レポートー
Plus-handicapでイベントを開催すると、しばしばカミングアウトされることがある。生きづらさをテーマにしていることもあって、自己紹介がカミングアウト的なものとなるのはしょうがない。ただ、かつてのイベント後の「ゲイ→難病→余命期間」というカミングアウトのラッシュには精神力がだいぶ削られたことは今でも思い出される。 -
business
部署異動が原因でうつ病になった僕が思う、異動直後にしておきたい(してほしい)職場の同僚とのやりとり
「うつ病ビギナー(初心者)に贈る言葉」というコラムを以前書かせて頂きました宮原と申します。 僕は、大学を卒業して、新卒で一般企業に入社しました。そして、2009年7月頃〜2011年1月頃のおよそ1年半の期間 […] -
society
障害者と健常者のコミュニケーションがうまくいかない理由とその改善提案。
「障害者として接してほしい」というひと。 「健常者と同じように接してほしい」というひと。 障害者を大きく2つに分けるならば、こんな分け方ができるかもしれません。どちらがいい、悪いというわけではなく、障害当事 […]