-
human
共依存という病がもたらした夫婦の結末
今年の初夏に、私たち夫婦は離婚しました。これまで、どうにか2人でうつ病を乗り越えたいと思っていたけれど、結局それは叶いませんでした。私たちが離婚に至った理由の一つ。それは「共依存」の状態に陥ってしまったこと。いい夫婦関係を保てなくなってしまったことが、大きな要因でした。昨年の秋頃から、私は日常の中に疲れを感じるようになっていました。 -
society
耳を傾けることからはじまる―非正規滞在外国人支援者の声を聞く―
イラン人夫婦のもとに生まれ、先に来日していた父親の命令で、母親とともに2002年に2歳で来日したサラーさん(仮名)。07年に両親が離婚し、父親はイランへ帰国。現在は母親とふたりで生活しながら都内の高校に通う。一見、普通の […] -
society
住民票をもたない16歳の女子高生の生きづらさ。ー非正規滞在外国人当事者の声を聞くー
日本に「超過滞在」している非正規滞在外国人。不法滞在という言葉で定義されることもあります。なんか怖い、危ない仕事に就いている気がする、犯罪に手を染めているのではないか。まったくもって個人的な偏見ですが、私自身は非正規滞在 […] -
human
自分の障害を子どもにどう説明するのか。例えば「パパの足ってボクと違う。なんで〜?」と無邪気に聞かれたら。
「パパの足って、僕のと違うね、なんかヘン。なんで〜?」 この問いかけになんと答えればいいんだろうと思ったのは、ある5歳の子どもに、似たような質問をされたことがきっかけでした。子どもは分からない […] -
society
頑張る子どもたちの応援が、当たり前になるように。精神疾患の親をもつ子どもを応援する「プルスアルハ」
お母さんがいつもと違う。面白い話をしても笑ってくれないし、イライラしてる。お母さん、どうしちゃったの?もしかして、ボクがいい子じゃなかったから? 親の精神疾患を自分のせいだと思い悩んでしまう。そんな子どもた […] -
society
子どもの生活をサポートするプロフェッショナルとしての存在感。児童養護施設の今とこれから。
「あの子、児童養護施設に入ったらしいわよ。かわいそうよね。」 先日、報道番組で流れていた再現ドラマの中でふと耳にした言葉。「施設にいる子ども」という状態を想像すれば、かわいそう、大変そうという言葉が湧いてく […] -
society
まずは知ることから始めようー 絵本『さくとさようなら』を通して知る犯罪被害者支援のあり方
東京メトロ副都心線西早稲田駅。早稲田大学理工学術院や学習院女子大学が建ち並ぶ街には、キャンパスへ向かう学生が行き交っている。ふと空を見上げると戸山公園の緑が美しく、鳥のさえずりが聞こえる。ここ西早稲田駅から徒歩一分の場所 […] -
society
私達はいかにして外国人と共に生きるか。「非正規滞在外国人問題」が問う、これからの日本社会のあり方
「日本人、特に日本政府は、外国人が日本に遊びに来るのは歓迎するけど、日本に住むのは歓迎しません。でも、外国人はロボットじゃないんです。人間には感情があるので、行きずりのパブでフォーリンラブしちゃうカップルもいるかもしれな […] -
society
うつ病患者に「死にたい」と言われたら、支える人はどうすればいいのか?
「死にたい」ーそれは、うつ病になった患者がしばしば発する言葉。口にする方にも口にされる方にも、重たい言葉です。 うつ病になると死にたくなるらしい、そんなことはなんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、実際 […] -
human
もし自分の子どもに障害があったら?知的障害のある息子を包む母親の愛情。
自分の子どもに障害がないほうがいい。これはほとんどのご両親が思うことでしょう。高齢出産のリスクが取り沙汰されたり、出生前診断が最近メディアに取り上げられたりすることも、その表れです。障害のある子どもを育てることは大変、自 […]