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よりみちしたから出会えた、ありのままの私
私は大学4年生になろうというタイミングで「退学したい」と親に打ち明けた時がありました。その頃の私は体調が悪くて大学の授業にもほとんど出られず、その後の将来について不安しかなく、何より「ストレートで大学を卒業して就職する」という「普通、みんなが進む道」から外れることが怖くてしょうがなかったのです。 -
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新型コロナで急遽帰国。アメリカで何をしたかったか、これから日本で何をしていくか。:ボストン冒険記②
ボストンに来てちょうど1ヶ月が経過した3月中旬、アメリカ国内でも新型コロナウイルスの感染拡大が喫緊の問題となってきたため、急遽日本に帰国することになりました。今回のアメリカでの私の研究テーマは、10〜20代の若者を対象とした精神疾患の予防策に関する内容。コロナに対して思うところは、「全く、私の将来どうしてくれるんだ!」 -
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病気?障害?私を定義するものって何?自分が何者かわからないので冒険に出ることにした:ボストン冒険記①
自分は何者なのか。何を核にして生きていく人間なのか。この疑問が常に頭のどこかでぐるぐるしていています。この連載は、メンタルの浮き沈みのある私が、今後の生き方を探る冒険記。ハーバードメディカルスクール編ではメンタルヘルスに関する研究活動を通して自身の病気・障害、そして社会と向き合う中で、自分が「何者か?」を考えていけたらいいなぁ。 -
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休職と復職の話。私の解決策は「自分に期待しないこと」だった。
休職と復職。どちらも簡単な決断ではありませんでした。しかし、今となっては自分に合った働き方をちゃんと考える大事なきっかけだったと思っています。ちょうど去年の今頃、朝どうしても起き上がれなかったり、一日中異常にしんどいなど、どうしても仕事に行けない日が続きました。 -
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「無理しないで」はプレッシャー。どうせなら「頑張ってるね」と言ってほしい。
言ってもらってありがたい。けど、心のどこかで素直に受け取れない。そんな言葉はありませんか? その人の本心か分からない、あるいは、自分が後ろめたいなど、色々な場面があると思います。 そんななか、私がモヤモヤするワードトップ2はこれ。 「無理しないでね」「頑張らなくていいんだよ」のふたつ。 -
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自分を丸ごと、受け入れられますか?絶好調と絶不調の波でサーフィンしながら考えてみた私の場合
「ありのままの自分」という言葉をよく耳にしますが、聞くたびに「それってどんな自分だろう?」と思っていました。いろいろな場面でいろいろな自分がいるような気がして、果たしてどれが「ありのままの自分」なのか分かりません。私が最も困っているのは、病気の症状としての「絶好調の自分」と「絶不調の自分」が存在することです。 -
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生まれたくなかったという思いは変えられない。けど、生きてちゃダメなわけじゃない。
生まれたくなかった。 死にたい、と思うことも多々あったけれど、それよりも、そもそも生まれたくなかった。これが、私個人として抱える「生きづらさ」の根っこにぐったりと横たわっているように感じます。この自分として存在していることがしんどい。いろいろ考えているとお先真っ暗な気がして、自己否定の連鎖にはまります。