傷をなめ合う仲間を見つける。ストレス解消イベント紹介サイト「りーふ」運営で思うこと。

ストレス解消イベント紹介サイト「りーふ」をスタートしてから3か月が経ちました。
 

りーふ TOPページ
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スタート当初は紹介できるイベントも限られていたのですが、最近ではイベントの数も着実に増え、常時20~30のイベントをご紹介できる状態にはなっています。内容も最初は「ランニングイベント」や「カラーセラピー」など情報感度の高い人なら知っている内容がメインだったのですが、最近では「きぐるみセラピー」や「ヨガニードラ」「シェアドッグイベント」など、恐らくりーふ以外では紹介しているサイトがほとんどない内容も増えてきました。このようなおもしろイベントを見つけられるのも「りーふ」の魅力です。そして、この魅力をより高めていきたいと思っています。
 

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知らないことはインターネットで調べれば大抵のことは見つけられる時代になりました。一方でどれだけ内容がよくてもネットで検索されなければ人の目につかなくなってきている側面もあります。ストレス解消においては、一人ひとりが自分にあったストレス解消方法を必ずしも知っているわけではありません。そのため、ネットで検索するキーワードも「ストレス解消」「ストレス解消方法」といった抽象的な言葉になりがちです。結果的に検索上位に出てくるようなよく知られたストレス解消方法の中での選択肢を探す他なくなってしまいます。
 

私は、りーふを通じてストレス解消方法の選択肢をもっと広げていきたいのです。例えば、私はランニングが趣味でありストレス解消方法でもありますが、ランニングと言っても真剣にタイムを追い求める人もいれば、ゆっくり苦しくない範囲で走りたいという人もいますし、景色を楽しみたいという人もいます。楽しみ方は人それぞれです。
 

同じようなキーワードでつながっていても、目的が違っていたり楽しいポイントが違っていたりということが珍しくありません。ですから「りーふ」では出来る限り細かくユーザーの趣味に対応したイベントを紹介したいと思っています。
 

同じ趣味、思考の人たちで集まって楽しむことに対して「傷のなめ合い」「なれ合い」と批判する方もいます。しかし、私は「傷のなめ合い」で良いと思うのです。仕事をしていれば嫌いな人、苦手な人に対応しなくてはいけないこともありますし、それによってストレスが高まることも少なくありません。だから、仕事以外の場では苦手な人を排除して傷をなめ合ってもいいのではないでしょうか。NPOなどの非営利組織も傍から見ると「傷のなめ合いでしょ」と思ってしまう活動内容の団体も少なくありません。傷のなめ合いだけで社会を大きく変えることはできませんが、関わる人たちの不安や負担を軽減してあげることはできます。まずは、気の合う人たちと傷をなめ合うところから始めてみるのもアリなんです。
 

傷をなめ合いたくなったら、是非「りーふ」を検索してみてください。
 

ストレス解消イベント紹介サイト「りーふ」 http://re-fu.net

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この記事を書いた人

井上洋市朗

「なんか格好良さそうだし、給料もいいから」という理由でコンサルティング会社へ入社するも、リストラの手伝いをしてお金をもらうことに嫌気が差し2年足らずで退職。自分と同じように3年以内で辞める若者100人へ直接インタビューを行い、その結果を「早期離職白書」にまとめ発表。現在は株式会社カイラボ代表として組織・人事コンサルティングを行う傍ら、「生きづらい、働きづらい環境を変える方法」についての情報発信を行っている。