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society
支援する側もされる側もモチベーションが保てる支援を考えるーなんとカンファレンスゴールデンレポートその2ー
2016年8月28日(日)に畿央大学(奈良県)で行われた『なんとカンファレンスゴールデン』のイベントレポートの第2弾です。午後から始まった分科会では「支援においてどちらか一方が笑えない状態に陥ってないか」という私自身の懸念から、「どうすれば支援する側もされる側もお互いに笑って過ごせるかを考える」というテーマで話し合いました。 -
society
「困り」が主役の支援なんて、もういらないのでは?ーなんとカンファレンスゴールデンレポートその1ー
2016年8月28日(日)畿央大学(奈良県)にて開催された『なんとカンファレンスゴールデン』。夏休み最後の日曜日に120名あまりの人が「奈良の障害支援をなんとカしたい」というコンセプトのもとに集まりました。「困り」が主役の支援なんて、もういらないのでは…?今回のチラシのタイトルを見たとき、私は「困ってるから支援するんちゃうの?」と心の中でツッコミを入れました。 -
human
「生きよう」から「生きたい」へ
「生きよう」と思えば「死にたくなくなる」のでしょうか。僕はたぶん、そこをずっと考えたことがなくて、「死にたい」と思うことは無くなったし、「生きよう」と思い続けることができても、「死にたくない」という感情が実はずっと分からなかったのです。「生きよう」は意思で「生きたい」は欲求。当たり前のことにやっと気づいたのかもしれません。 -
culture
オリンピック選手がパラリンピックに挑戦する時代が必ず来ると思う
リオデジャネイロオリンピックに続き、パラリンピックでも日本のメダルラッシュで幕を閉じました。パラリンピックというと「障害者のためのスポーツの祭典」というイメージを持っている方がほとんどだと思います。私自身もそうでした。でも、今回のリオパラリンピックをTVで見てみると、純粋にスポーツとして”観て面白い”と感じるものばかりでした。 -
ウツ
『ツレがうつになりまして。』ー自分の生き様を誇ることー
今回ご紹介する映画は『ツレがうつになりまして。』です。原作は、著者自身の実体験を描いた細川貂々のベストセラーコミックエッセイ。仕事をバリバリこなすサラリーマンの夫、通称ツレが、ある日突然、心因性うつ病だと診断される。結婚5年目でありながら、ツレの変化にまったく気付かなかった妻・晴子は、妻としての自分を反省する一方、うつ病の原因が会社にあったことからツレに退職を迫る。 -
human
プラス・ハンディキャップに関わって3年。はじめて「俺、この人と同じかも」と思った。
「Plus-handicap」創刊直後からライターとして関わる最古参のメンバーである私ですが、正直いって、今までどんな障害の方や難病の方の話が出てきてもどこか他人事に感じていました。「だって俺、健常者だし」みたいな。その感覚をあまりにこじらせすぎて「普通すぎて生きづらい?」なんて記事を書いて炎上したこともありました。 -
society
「生きづらさ」はなぜ生まれるのか? メオトーク × Plus-handicap 編集長対談。
世の中にあふれる様々な「生きづらさ」を伝え続けてきた『Plus-handicap』。今回は、編集長の佐々木がゲストの方と「なぜ生きづらさが生まれるのか」をあらためて考えてみることに。お相手は、夫婦のためのライフスタイルマガジン『メオトーク』編集長の山川譲さん。二人の視点から考える「生きづらさ」についてお届けします。 -
society
「障害者を理解しよう」ではなく「困っているひとに声をかけよう」くらいがちょうどいい。
「障害者の理解啓発」的なニュアンスが嫌い。「障害者のことを理解しよう」みたいなメッセージを見て、そこに私も含まれるのかと思うと、気持ちが沈む。「理解しよう」という言葉にある、社会から手を差し伸べられるべき存在かのような対象の中に含まれると思うと、吐き気がする。同じように思っている障害者はそこそこいるんじゃなかろうか。言わないだけで。 -
育児/パパ
パパにはパパのもどかしさがある。
あくまでも個人的なことだが、息子と過ごす時間が確保できているときほど、体のコンディションは良く、余計なストレスもかかっていない。時間当たりの仕事の生産性も高いような気がする。 家に帰ってきたときに息子が「パ […] -
human
難病だからといって、そこまで気は遣わない。それってちょっと冷たい?
脳脊髄液減少症当事者として原稿を書いている重光さんの携わる団体で、私はインターンを務めていますが、病気の痛みに同情する気にはなかなかなれません。24時間365日、脳脊髄液減少症は想像を絶する痛みに悩まされるようですが、私にはしげさんの痛みはわかりません。わからないからといって、わかった風で接することもありません。