くだらない活動を続けたらグッズができちゃった。お腹痛い系男子協会の躍進。

打ち合わせ中に「僕、お腹痛いんで『日本お腹痛い系男子協会』つくりたいんですよ。」と言ったら「つくっちゃえばいいじゃないですか、プラハンで記事にしちゃってくださいよ」と編集長が返事をしたのが昨年の9月頃。そして、10月に「お腹痛い系男子の受難」を投稿させていただきました。気が付けばあれから半年以上が経ち、その間に決起集会をやったりお花見会をやったりとイベントを重ねてきました。
 

日本お腹痛い系男子協会は、お腹痛い系男子の認知度向上と救済を目的とし、意外と知られていないお腹痛い系男子を救いましょうというのがコンセプト。そして、なんと、この度、日本お腹痛い系男子協会のワッペンができました!!
 

お腹痛い系男子 ワッペン
 

とある講座で知り合った方に日本お腹痛い系男子協会のことを話し、「妊婦マーク」のパクリで「お腹痛いマーク」つくりたいんですよねーと言ったら、「今度、つくって持ってきますよ」という意外な返事。飲み会の席でのことだったので冗談半分で聞いていたのですが、翌週、なんと本当につくってきてくれました!
 

完全に私の想像を超えるクオリティ。さらに、同じデザインのシールも大量にいただきました。作り方のレシピも教えていただいたので、今度自分でもつくってみる予定です。日本お腹痛い系男子協会主催イベントの参加者にはプレゼントすることができると思います。
 

実はこのワッペンをつくっていただいた方は高校の美術の先生で、前から一度ワッペンづくりをやってみたかったのだそうです。そこに偶然私がくだらない提案をもってきたので、自分のやりたかった実験を兼ねて乗っかってくれたということです。
 

onakaitai
 

自己紹介で「日本お腹痛い系男子協会の会長です」というと必ず「え?なんですかそれは?」と聞かれるくらい、くだらない活動なのですが、半年も地道に続けていくとワッペンまでできてしまうのです。
 

始めた当初は「バカじゃないの?」と半笑いされていたのですが、意外と共感してくれる人が多いことがわかってくると、周囲の人たちも「そうなんだ」「そういう人たちもいるんだ」と納得してくれるようになってきます。
 

生きづらい、自分はマイノリティだと思っている人は、自分から積極的に情報発信をすることで共感してくれる人が見つかるかもしれません。そして、最初はバカにされてるような小さな活動であったとしても、地道に続けることによって着実にその輪は広がっていくのではないかと考えます。

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この記事を書いた人

井上洋市朗

「なんか格好良さそうだし、給料もいいから」という理由でコンサルティング会社へ入社するも、リストラの手伝いをしてお金をもらうことに嫌気が差し2年足らずで退職。自分と同じように3年以内で辞める若者100人へ直接インタビューを行い、その結果を「早期離職白書」にまとめ発表。現在は株式会社カイラボ代表として組織・人事コンサルティングを行う傍ら、「生きづらい、働きづらい環境を変える方法」についての情報発信を行っている。