心のバリアフリーだけは、障害者の問題だと思うんですよ

 

plus handicapをご覧のみなさん。

こんにちは。ライターのリーホーです。

 

早速ですが、みなさん。こちらをご覧になったことはありますか?

(最近、この出だしばかりですね(笑))

DSCF3859

「Co-CoLife女子部」(NPO法人「施無畏(せむい)」発行)という

フリーペーパーです。

詳しくは、こちら。http://www.co-co.ne.jp/

 

内容としては、

「障害を持つ女性らが作る障害者のためのフリーペーパーとして、

旅やファッション、グルメなどに加え、恋愛やセックスといったテーマにも

踏み込んでおり、障害を持つ女性自ら人生を楽しむ方法」を案内しています。

 

写真は創刊(復刊)1号です。最近、第3号までを発刊されたそうです。

リーホーは、以前から存在は知っていたのですが、

設置場所がまだそれほど多くないため入手が難しく、

つい先日、知人から何とか1冊譲り受けることができた次第です。

 

内容自体は、メイク・美容の話や、最近完成したスカイツリーの楽しみ方

(バリアフリーがとても進んでいる施設のため安心して遊べるとのこと)、

性の話まで、読んでいる私が赤面してしまいそうな話が満載です(笑)

 

フリーペーパー自体を入手せずとも、HPから電子ブックで閲覧することが

出来るので、是非是非、一度、お読みになってみてください。

http://www.co-co.ne.jp/

 

このフリーペーパーは(ビジネス的にも)すごく興味深く、

書きたいことは山ほどあるのですが、まずは、

そもそものコンセプトについて書いておきたいと思いました。

 

それはここ。

図1

何気な~く、

「こころのバリアフリー&ビューティーマガジン」

と書かれております。

 

「こころのバリアフリー」

本当に何気なく書いてあり、

さらにうがった人が見ると

「うさんくさい(失礼!)」 と感じるかもしれません。

 

がしかし、この言葉こそ障害者ビジネスの本質なのではないでしょうか?

 

【バリアフリー】:言葉の(大体の)定義として。

障害者や高齢者の生活に不便な障害を取り除こうという考え方。

道や床の段差をなくしたり、階段のかわりにゆるやかな坂道を作ったり、

電卓や電話のボタンなどに触ればわかる印をつけたりするのがその例。

とあります。

 

しかし、これはいわゆる“健常者”側からの概念です。

 

言ってみれば、物理的には健常者側からバリアフリーを提供してもらえます。

しかし、本当の意味で、障害者が社会で楽しく暮らすためには、

自らが「こころのバリア」を取り除いてく必要がある。

 

「バリア」をつくっているのは、決して、健常者側だけではないということを

教えてくれます。

そう。見えない 「バリア」 は障害者自らがつくり上げてしまっている。

そこに早く気付くべきだと思うのです。

 

それはそうと。肝心な中身は?というと。。。

それはみなさんで、電子ブックをご覧ください。

http://www.co-co.ne.jp/

 

だって、女子の恋バナに男は切り込めませんよ。。。

でも、一つだけ言えることは。

恋の話をしている時は、障害者も健常者も関係ないよな、と。

それは男も同じだと思いますが。

 

しかし、ここに出てくる女子障害者たちの恋愛体験豊富なこと。

変な話。身体に実質的なハンディキャップが無い女性よりも、

積極的で経験豊富な強者が(笑)多数登場しております。

 

そうなると自分でも書いていて、何を持って「障害」なのか

わからなくなってきました(笑)

 

でも、それこそが「Plus handicap」の目指す世界観!

 

次回以降は、この「Co-CoLife 女子部」で発見したおもしろい障害者ビジネスに

ついてもご紹介させていただきます。

 

しつこいですが、一度、読んでみてください。

本当におもしろいですよ。

http://www.co-co.ne.jp/

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回もお楽しみに。

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この記事を書いた人

堀雄太

野球少年だった小学4年生の11月「骨腫瘍」と診断され、生きるために右足を切断する。幼少期の発熱の影響で左耳の聴力はゼロ。27歳の時には、脳出血を発症する。過去勤めていた会社は過酷な職場環境であり、また前職では障害が理由で仕事を干されたことがあるなど、数多くの「生きづらさ」を経験している。「自分自身=後天性障害者」の視点で、記事を書いていきたいと意気込む。