「職ガネーゼ」の生きづらさ

 

はじめまして。矢辺と言います。

「矢部」じゃなくて、「矢辺」です。

一気に変換できないので、PCだと、
「矢」で変換して、「辺」で変換する必要があります。

だからか、一度「谷部」と一文字も合っていない宛名で
メールを送られたことがあります。

 

money

 

それはさて置き、私はよりよく生きるプロジェクトという会社や横浜パーソナル・サポート・サービス「生活・しごと∞わかもの相談室」(2013年3月31日末で閉所)で、障害者、ニート、フリーター、既卒者、自宅警備員、派遣労働者など、いわゆる弱者と呼ばれる人の就職支援をしています。

 

私は、よりよく生きるプロジェクトという会社を経営していますが、そこでは特に、彼らのような社会的弱者と言われている人が感じる違和感を社会に還元することこそが、社会を変えられる一番の方法であると考え、彼らのことを「職ガネーゼ」と呼び、「わか部」という活動で、就職相談をしています。

 

このような経験から今日は、なぜ今わかものが生きづらいのか?ということをお伝えします。

 

今日伝えたい結論は、お金のために働かなくなったから、です。

 

今の「職ガネーゼ」のような人と話をしていると、全員が「あるに越したことはないけど、お金はそんなに要らない」と言います。それよりも、自分が納得して働ける会社、自分を受入れてくれる会社、自分のやりたいことができる会社、ブラック企業じゃない会社を求めています。

 

それが選べないのであれば「働かない」という選択をします。

 

「働きたい」と相談に来たのに「働かない」

 

何だかオモシロいですね〜。

 

これはどういうことでしょう?

 

現代は家事が全自動になり、給料は銀行振込みで、両親が働く姿をみることが難しくなりました。そのため、働くことを何のために働くのがわからなくなった。だから「何のために働くのか?」自分が納得した選択肢じゃないと納得できないだなぁと感じています。

 

そして、豊かなのです。今まで生きる上で、生活に困ったことがない。豊かだからこそ働くことを選択しなくても生きていける。もちろん、人によっては家庭環境が変わったり、親の経済状況が変わることで、働かざるを得ない人もいますが、そういう状況にならない限り、「自分が納得した選択をしたい」と思い続けるのです。

 

これが、「働きたい」と相談に来たのに「働かない」理由です。次回は、このわかものの考え方に対する大人や行政の考え方をみていきたいと思います。

 

それでは〜。

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