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society
分かり合えないものは混ぜちゃえばいい。デンマーク留学記⑧
「どうしたらイスラエルとパレスチナの戦争は解決できると思う?みんなで話し合ってみて」デンマークからイスラエルへの修学旅行に備え、私たちは毎週3時間中東の歴史を勉強していました。シンプルな質問だけど、難し過ぎます。するとこんな言葉が聞こえてきました。こんな声が聞こえてきました。「混ぜちゃえばいい。幼稚園から混ぜちゃえばいい。」 -
culture
障害者にとって旅行はぜいたくか?デンマーク留学記⑦
私が通うエグモントホイスコーレン。3月末から4月初めまでの約2週間、修学旅行として総勢40名でデンマークからイスラエル・パレスチナに向かいました。深夜12時に出発。障害のある学生の搭乗に時間がかかり、往復の飛行機はどちらも1時間以上の遅延。5人以上の車椅子利用者の搭乗は、事前に連絡をしていても、時間がかかるものです。 -
culture
障害があっても準備は自分たちで。デンマークからイスラエルへの修学旅行。デンマーク留学記⑥
私の通うエグモントホイスコーレンでは、毎年春に2週間ほど全校生徒で修学旅行に行きます。今回、私はイスラエル・パレスチナに行くことになりました。準備も本番も基本は自分たちの手で。旅行の準備の話題はとにかく、どうやって車椅子やシャワーチェアを持っていくか。バスや飛行機の中で座位を保つのが難しい障害のある皆をサポートするか。 -
society
エグモントホイスコーレン探検隊。デンマーク留学記⑤
私が通うエグモントホイスコーレン。この学校はとっても広く、200人の在校生が学ぶ校舎に全員が住む寮、キッチンやジムやプールなど学校内の地図を見てみただけでは、どこに何があるのかさっぱりわからない。学校に来て1ヶ月経ち、ようやく今自分がどこにいるのかわかるようになってきましたが、いまだに授業で移動するときに迷ってオロオロ。 -
society
自分の人生を考えるために隣にいる人の人生も考えるエグモントホイスコーレ。デンマーク留学記④
フォルケホイスコーレって、知っていますか?約150年前にデンマークで生まれた「大人のためのフリースクール」のことです。北欧ではポピュラーな教育制度だと聞いていたけれど、私もここに来るまでどんな学校か、どんな授業があるのか、はっきりと説明できませんでした。わかりやすく言えば「対話を通して人生を学ぶ学校」です。 -
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門をくぐったら世界中のいろんな障害を抱えた人たちが目の前にいた。デンマーク留学記③
2017年1月、日本から約15時間、デンマーク第二の都市オーフスの近くにあるEgmont Højskolen(エグモントホイスコーレン)。その門をくぐったとき、私はたじろいだ。あまりにも多くの、いろんな障害を抱えた人たちが目の前にいたのだ。通うのではない。1年間彼らと、この建物の中で「生活」をするのだ。どうなるんだろう…。私の心の中はもう重量オーバーである。 -
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障害者ってナニモノ?自分が障害者になってみて。デンマーク留学日記②
なんで、わたしが「障害者」にこだわるのか。それはイマイチ「障害者」がわからないからである。何も困ったことはなかったのに、ちょっとふらつくことが増え、病院に行ったら、そのときから「障害者」になってしまった。「障害者手帳をとったら障害者?」「障害者雇用で働いたら障害者?」障害者って社会から与えられる称号なのか!? -
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幸せになる準備しかしてこなかった24歳の私に突然訪れた障害と病気。デンマーク留学日記①
「明日からあなたは障害者です」と言われて「オッケー」となる人はいるのだろうか。障害者なんて自分の人生の中でほとんど会ったことないし、私が通っていた小学校には、障害のある子供たちが通う特別支援学級すらなかった。そんな私が障害者になった。告げられた病名は「よくわかんないけど、病気」。徐々に身体から筋肉が消えていく病気だった。