-
society
自分が抱える「生きづらさ」を相手にきちんと伝えられれば、生きづらさは緩和するかもしれない
「生きづらさ」を抱えているひとに、あなたの「生きづらさ」を教えてくださいと尋ねると、どのように回答するのでしょうか。あるいは、回答できるのでしょうか。私たちPlus-handicapでは「生きづらさ」を「自分では変えることのできない障害や障壁、状況や環境によって引き起こされるネガティブな感情」と私たちは説明しています。 -
society
障害者差別解消法の施行によって、障害者は配慮される側だけではなく、配慮する側にもなる。
2016年4月から本格施行される障害者差別解消法。障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを目的としたこの法律は、障害が理由で理不尽な対応をされた、チャンスを得られなかった、いじめられたなど、様々な差別を経験してきた障害当事者にとっては悲願のものです。法律の施行を前に、講演会が開催されたり、facebookページでカウントダウンが行われたりしています。 -
society
なぜ、非正規滞在外国人「支援」が必要なのか
特定非営利活動法人APFS(ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY)では、日本に暮らす外国人から日々相談を受け、共に問題の解決を目指しています。私は2003年10月(当時:大学4年生)から、ボランティアとして関わり始めました。APFSが今も昔も最も重点を置いて支援をしているのが、非正規滞在外国人です。非正規滞在外国人とは正規の在留資格を有さずに、日本に留まっている外国人を指します。 -
society
「エッチがこわい」という性の悩みを相談できる相手はいる?柳田正芳さんがつくる若者向け「性のお悩み相談所」
「彼氏は好きだけどエッチするのは怖い」 「生理がつらい」 「早漏をどうにかしたい」 性に関するデリケートな悩みを持ったとき、思春期の若者たちはどこで誰に相談しているのでしょうか?友達に知られるのは恥ずかしい […] -
society
出会いと別れと痛みがもたらした変化【脳脊髄液減少症】
※脳脊髄液減少症のために相変わらず24時間365日痛みに苛まれています。ここ数ヶ月は特に痛みがひどく、痛みで頭が働かず、記事を書きたくても書けない状態が続いていたため、今回はPlus-handicapライター・木村さんの […] -
society
「インクルーシブ教育」という言葉の認知度と言葉が抱えるリスク
皆さんは「インクルーシブ教育」という言葉をご存知でしょうか。実は私はつい最近まで知りませんでした。20年前の私は、今この「インクルーシブ教育」で考えるべき対象となり得ていたようです。 障害のある子どもと障害 […] -
society
「当事者語り」から考えてほしいことー今年もヒューマンライブラリーの本となってみてー
以前にも記事で触れたことがありますが、明日12月1日は「世界エイズデー」です。 今年もイベントラッシュで、昨年佐々木編集長にレポートしていただいた、明治大学のヒューマンライブラリーに今年も本として参加したり […] -
society
「就労」まで見据えた特別支援の現場をつくる ―日野公三さんが語る障害者就労のリアルと挑戦
「小学生以降の発達障害支援は、未就学児の支援よりも難しい」先日ある取材でこのようなお話を伺いました。幼児期に発達の特性が見つかった子は、早期にトレーニングを受けて、発達の遅れを取り戻したり、集団の中で生活できる能力を身に […] -
society
耳を傾けることからはじまる―非正規滞在外国人支援者の声を聞く―
イラン人夫婦のもとに生まれ、先に来日していた父親の命令で、母親とともに2002年に2歳で来日したサラーさん(仮名)。07年に両親が離婚し、父親はイランへ帰国。現在は母親とふたりで生活しながら都内の高校に通う。一見、普通の […] -
society
当事者が考える保険適用の意義【脳脊髄液減少症】
先週末から脳脊髄液減少症の治療法への保険適用に関する話題がニュースになっています。折角なので当事者の目線から、このニュースについて考えてみたいと思います。 SNS上でも話題になっており、当事者の期待の声は大 […]