お腹痛い冬の陣ーお腹痛い系男子が冬に辛いことベスト5ー

「冬の嫌いなところはどこですか?」
 

仕事柄、ワークショップなどに参加すると、突然こんな質問をされることがあります。一般的な回答としては「寒い」とか「乾燥する」といった内容だと思うのですが、お腹痛い系男子にとっては少し違います。そこで、今回はお腹痛い系男子のことをより詳しく知っていただくために、私の独断と偏見でお腹痛い系男子の冬の辛いことベスト5を発表します。
 

トイレの看板
 

●第5位 便座が冷たい
 

これは、お腹痛い系男子でなくとも感じたことのある方が多いと思います。腹痛に耐えながらなんとかトイレに到着し、腰をおろした瞬間のあの冷たさは辛いです。それでも、緊急時代の場合にはそんなことを考える余裕がないので良いのですが、ある程度理性が残っている状態で個室に到着してしまった場合の方が悲惨かもしれません。とりあえず手を座布団代わりにしたことのある人はきっと私だけじゃないはずです。最近は商業施設のトイレだと温便座の機能がついているところもありますが、まだまだ少数派なのが実情です。
 

●第4位 冷えからくる腹痛
 

冬の嫌な点として「冷え性」を挙げる人は女性を中心に多いと思いますが、お腹痛い系男子の場合は冷えが腹痛に直結することがあります。特に注意したいのが電車の長距離移動です。昔は座席の下から温風が出てくるタイプの電車も多かったのですが、最近ではほとんどみかけなくなりました。都内のJRではほぼゼロではないでしょうか?温かい空気は上の方にたまりやすいわけですから、物理的に足元は冷えてしまいます。ですので、冬場はお腹痛い系男子の仕事中のトイレ頻度が増えても怒らないであげてください。
 

●第3位 室内に入った瞬間の腹痛
 

第4位の冷えからくる腹痛と矛盾しているように感じる方もいるかもしれませんが、こいつが意外と大敵なのです。これは私の仮説なのですが、寒いと血流が手足に行くことを優先するため内臓には集まりにくいのが、温かい場所に入ると内臓も含めた全身に血液が循環するため、それまで活動を控えていた消化機能が活動を始め、便意につながるのではないかと思います。一番つらいのが仕事で外回りをするときです、寒い中を歩いているときはなんともないのに、先方のオフィスについた途端にお腹が痛くなるのです。最悪なのは受付の電話で名前を伝え「少々お待ちください」と言われ電話を切った瞬間にお腹が痛くなるパターンです。私は何度も経験済みです。
 

●第2位 忘年会続きでの内臓不調
 

12月のこの時期は忘年会シーズンです。会社勤めの方であれば会社の忘年会、部署の忘年会、お客さんとの忘年会など、何かにつけて忘年会という名の飲み会が多い方もいらっしゃると思います。自分の意思かそうでないかに関わらず、飲み過ぎた翌日は腹痛とともに目覚めるのがお腹痛い系男子です。しかもそれが連日ともなればボディブローのようにダメージは蓄積されていきます。お腹痛い系男子は忘年会シーズン頑張っているんだよってことをわかってあげてください。
 

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●第1位 飲み会後の終電での葛藤
 

栄えある第1位も忘年会ネタです。
 

忘年会が盛り上がって2次会や3次会なんて行ってしまうと終電帰りになってしまうこともありますが、飲み会が終わったからといって油断できないのがお腹痛い系男子。家に帰るまでが遠足です。
きっちり終電の時間を調べて乗れたとしても、自宅の最寄り駅につくまでの間にお腹が痛くなることだってあるんです。終電ですから途中下車すれば次の電車は来ません。でも、自分のお腹もいつまでもつかわかりません。しかも急行や快速なんてものに乗ってしまうと次の駅まで5分、10分かかるというケースもあります。たかが10分と侮るなかれ。その油断が命取りになることもあるのです。
 

余談ですが、仕事帰りや学校の帰りで一緒に帰っている途中に電車内で突然の腹痛に見舞われることがあるのもお腹痛い系男子です。ですからせっかく話が盛り上がってる途中で「お腹痛いんで次の駅で降ります」なんていうこともあるかもしれません。決して一緒にいる人のことが嫌いとか、その場の話がつまらないとかではないんです。だから、お腹痛い系男子が一人で途中下車しても嫌いにならないでください。
 

以上、お腹痛い系男子の冬の辛いことベスト5でした。
それではみなさん良いお年を。そして、来年もお腹痛い系男子にとって良い一年になりますように!

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この記事を書いた人

井上洋市朗

「なんか格好良さそうだし、給料もいいから」という理由でコンサルティング会社へ入社するも、リストラの手伝いをしてお金をもらうことに嫌気が差し2年足らずで退職。自分と同じように3年以内で辞める若者100人へ直接インタビューを行い、その結果を「早期離職白書」にまとめ発表。現在は株式会社カイラボ代表として組織・人事コンサルティングを行う傍ら、「生きづらい、働きづらい環境を変える方法」についての情報発信を行っている。