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human
「当事者としての話」はもうできないと語る、児童養護施設出身の久波孝典さんの言葉の本質。
「僕には今まで夢がありませんでした。なぜなら、施設を退所したひとがなれる職業、できることには限界があると思っていたからです。」これは、2011年に久波孝典さんがカナエールで語ったスピーチの一部です。「カナエール 夢スピーチコンテスト」とは、児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム。今年は7月に横浜、東京、福岡の3都市で開催されます。 -
human
自分も何かの当事者なんだと思うと、少し自分を好きになれる気がします。
自分も何かの当事者なんだと思うと、少し自分を好きになれる気がします。これは、現在アメリカに留学している日本人の友人が、僕に言ってきた言葉です。彼は数年前、ニュージーランドへ留学していた頃に、アジア人差別を受けていました。「差別を受けていた当時は、自分がアジア人(=ある場所では差別の対象となり得る人種)だという認識をし始めただけで、受け止めきれなかった」と彼は言います。 -
society
当事者と非当事者が関わるということー「福知山線脱線事故から10年展」を通じて
みなさんは、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故を覚えていますか。またはご存知でしょうか。兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口ー尼崎間で、走行中の快速電車が制限速度を大幅に超えてカーブに進入し脱線。線路脇の9階建 […] -
culture
障害者はメディアに消費されるのか?それとも発信に利用するのか?【「左手のピアニスト」コンサートレポート】
「左手のピアニスト」と呼ばれる智内威雄さんのコンサートに行ってきました。 智内さんは幼少期からピアノの才能に優れ、東京音大を卒業、海外の音楽大学にも留学を果たし、数多くのコンクールで入賞・受賞 […] -
society
「障害者」という言葉を用いる難しさ。分かりやすい障害と分かりにくい障害がこの社会には存在している。
先日、Plus-handicapでライターの堀さんがアップした記事「生きづらさを生み出しているのは障害者自身かもしれない【ユニバーサルマナー検定受講レポート】」に対して、いくつかの意見を頂きました。非常に本質的だなと感じ […] -
society
生きづらさを生み出しているものは何か。Plus-handicap × 遊識者会議 【講演レポート】
5月9日〜11日にかけて実施された「遊識者会議」。社会の常識や固定概念、古い価値観を乗り越え、自分らしさや多様性のある社会について「遊び」的な発想で講演やワークショップをしていくというイベントに、Plus-handica […]