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岡田尊司『パーソナリティ障害-いかに接し、どう克服するか-』ー生きづらさが生まれ…
「生きづらさを抱えているひとが増えている」という文章とともに始まるこの本。「パーソナリティ障害」に関する解説書といったほうが分かりやすいかもしれません。10年以上前に出版されたものですが、2014年も終わりに近づこうとしている今読んでも、リアルに伝わってくるものです。 -
曽山哲人/金井壽宏『クリエイティブ人事-個人を伸ばす、チームを活かす-』ー人事の…
先日、この本のブックレビューを書こうと決まった途端、サイバーエージェント藤田社長のブログでの発言が原因となって炎上していました。あの一件でサイバーエージェントの人事施策のあり方そのものに少しケチがついてしまった感もありますが、それでも本書で紹介されているサイバーエージェントの取組みは多くの組織にとって参考になるでしょう。 -
工藤啓/西田亮介『無業社会-働くことができない若者の未来-』ー働かないのは甘えの…
NPO法人育て上げネットの工藤さんと立命館大学の准教授である西田さんが書いた『無業社会』。昨年発表された「若年無業者白書」に記載されている調査データを用いながら、メディアで積極的に取り上げられるようになった、働くことのできない若者の実態を伝えた本です。 -
宇代謙治/高橋裕典/小岩千代子『鈴木さんちの障害年金物語』ー意外と知らない障害年…
皆さん、障害年金って知っていますか?年金というと老後の保障というイメージがありますが、自身が障害を負 […] -
伊藤洋志『ナリワイをつくる』ー生きづらいひとにマッチした働き方を模索するー
会社のために、お客様のために働いて、自分の心身をボロボロにすることはどうなのか?家族との時間を作れないことはどうなのか?グローバル化という言葉に惑わされ、世界を駆け回る、英語を駆使するという図を描き過ぎ、自分の足元や生活を疎かにしていないか?「ナリワイをつくる」という発想は、今の社会の仕事観へのアンチテーゼが含まれています。 -
山田玲司『非属の才能』ーなぜみんな誰かと同じがいいのか?オンリーワン思考ではなか…
「これが正解」「これがふつう」「これがあたりまえ」「これが常識」という同調を、教師は毎日これでもかというほど生徒に押しつけてくる。本の、とある一節に書かれていますが、これは教師だけに当てはまることではないでしょう。親も、上司も、世の中に溢れている情報も、皆すべて同じように語りかけてきます。 -
岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』ー人はいま、この瞬間から幸せになることができる
皆さん、ごきげんよう。矢辺です。 今日はこちらの本をレビューします。この本が言っている […] -
伊賀泰代『採用基準』ー地頭より論理的思考力より大切なものー
元マッキンゼーの採用・教育担当者が書いたということで話題になった一冊です。 [amaz […] -
中島隆信『障害者の経済学』ー当事者でも支援者でもない世界から障害者の世界を覗いて…
障害者自身やその家族が自分たちの生活・奮闘などを題材に本を著すこともありますし、障害者雇用や障害者福 […] -
大山泰弘『働く幸せ』ー人の幸せ・経営の本質は障害者が知っているー
障害者雇用に関するブックレビュー。ご紹介したいのは、この本です。 [amazonjs […]