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本人の了承なく秘密を暴露してしまう「アウティング」の怖さ
僕は、自分がゲイであるとカミングアウトしたことで、今までとは違う気の遣い方をするようになりました。それはTwitterやInstagram、FacebookでLGBTの友だちとの写真を一切シェアしないこと。「一緒に写っている人ってゲイなの?」と思われてしまうかもしれないからです。 -
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理解してほしいよりも、そっとしておいてほしい。
ゲイであることをカミングアウトしてから、異性愛者の方から「何が大変?」「もし私のまわりにLGBTのひとがいたら、どんなことに配慮すればいいのかな?」という相談が増えてきました。しかし、ふと考えてみると、僕はゲイであることを言えなかったこと、友人や家族との話の中でゲイを隠すための嘘をつかなければならなかったことが苦痛だっただけで -
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子どもを産めない僕が気づけた、みんなちがって、みんないい。
僕はゲイなので、結婚をすることも、子どもを産むこともできません。ずっと「親孝行ができない」や「社会で一人前とは認められない」という後ろめたさのような感情を持って生きてきました。「どうして周りの人がふつうにできることを自分はできないんだろう?」と悩み続け、「ふつう」に憧れ、女性と付き合ったこともありました。 -
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ゲイを隠すためのバリアは、いつの間にか僕の性格の一部になっていた
僕はお酒を飲んでも、酔いつぶれたことがありません。気を抜くと「変なことを言ってしまうかもしれない」ということが常に頭の中にあったからです。「寝言を聞かれるのが怖い」とも思っていました。「自分は男が好き」ということを隠し続けるためには、ずっと気を張っていなければいけません。