「男って…」と言われると「誰のことを言っているの?」と思ってしまう


先日の話。
 

女性から「未読さんとは結婚しないと思いますので、あまり好きにならないでください」と言われて…「ホッと」してしまった。マッチングアプリで知り合って、最近も2ヶ月ほどLINEでやりとりをしていたけれど、「やっと解放された…」という想いになっていた。
 

常々、女性に恐怖感、違和感のような気持ちがあったので、今回はそれを書いてみることに。
 

男って
 

「そもそも誰のことを言っているの?」

 

「男って…」「男性は…」
 

そう仰る女性がたまーにいらっしゃる。
冒頭の女性も「男って」とはよく言っていたけれど、僕は「ああ、そういう男性もいるんだろうなぁ」という感覚で聞いていて。
 

そう言われる男性像に実感がない。
 

と言うのも、僕には「男と比べて女はダメだ」という感覚がないし、周りにもそんなことを言う”男性”がいない。
いたとしても、10歳は歳が上の男性ぐらいで、あまり深い付き合いではない。
 

性格的に「ダメだなこの”人”」と思うことはあっても「”女性だから”ダメなんだ」と思ったこともない。
 

だから「男って…」で出てくる男性像は宇宙人や幽霊のようなもの。
 

「僕が見たことないだけで、いるのかもしれないな」怖い物見たさな気持ちもあるし、女性たちに「不快だ」と思われるような物言いをする理由を知りたい。
 

そんなことを考えているんだけど、突然「あなたも男性だから、きっとそう!」みたいなニュアンスで言われて、「え? 俺もなの?」って気持ちになってしまう。
 

女性に迫られたときのこと

 

ある女性がセックスの話をしてきたときのこと。
 

「セックスをすれば相手の見えないところも見える。それに男はみんなセックスが好きだから」
 

そう言われて「”僕は”違うけど、多くの”男性”はそうなのかなぁ」と考えながら「そうなんですねー」と聞いていたら「だから、セックスしましょう!」みたいな話になってびっくりした。
 

「え? 俺の話をしていたの? 嫌ですよ…」と返しても「いやいや、男ってそういうこと好きでしょw」と動じない。周りは「男女逆じゃん!」って思っただろうけど、なるほど、男性に「ヤらせろ」と迫られる女性もこんな気持ちなんだろうなぁと実感できた。
 

世の中にはたぶん「据え膳だ」と感じる男性もいるんだと思うけど、僕は恋人でもない女性に自己開示をするのも裸を見せるのも嫌だ。
 

「あなたは相手の見えないところを見たいんじゃなくて、自分のことを見てほしいんじゃないですか? セックスが好きなのも、”男性”じゃなくてあなたのほうだと思いますけど…」
 

イチ時間ほど攻防してなんとか帰っていただいたけれど、異性として見てないし、仕事をしている人だし、まるでこっちの欲求かのように言うけど、自分の欲求を解消しようとしているなど、「嫌」な理由しか浮かばなかった。
 

男って

 

「ホッとしてしまった」理由

 

冒頭の女性、実は「結婚しないと思うので」の前に「自分の話にすり替えてくる」と言われていて「あ、違うな」と思ったトコがある。
 

「親しくなりたいな」と思っていたので、相手が「実は自分の家庭はこうで」と自己開示してくれたことに「僕もこういう感じでした」と自己開示で返していた感じで。
 

「(僕もそういう経験がある)だから、お気持ちちょっとわかります」って気持ちだったんだけど、まさか「自分の話にすり替えてくる」と思われていたとは。
 

でも、そこで「ああ、これは僕の問題じゃないんだ」と気づいた。
 

このほかにも以前から、「悪趣味だ」「不快です」「共感して欲しいだけ」と詰められる、責められることがあり、その度に「そうじゃないんですよ」と弁解していたもので。「そう思わせた自分が悪いんだろうな」と考えて対応していたけれど、実は「悪いのは勝手にそう思いこむ向こうっぽい」。
 

たとえ、実際は共感されていても「(男性は解決脳だから)共感されていない=共感して欲しいだけだった」と言い出すような。
 

冒頭「ホッとしてしまった」ことや、セックスの女性に拒否感が出たのは、「まるで僕の料理の腕がない」または「僕が腹ぺこでしょうがない」かのように言ってくるけど、自分のほうが「美味しい」がわからない、「腹ぺこ」なんだろう。
 

実は女性に限った話でもない

 

ちょうどこの原稿を書いているときに、「男性には理解されにくいけど」と前置きして、「おっぱい大きいね」「脚がエロいね」は思ってもいいけど、口に出したらセクハラですーーなんてtweetを見かけたけれど、それは男性から見てもセクハラ。
 

思いはすれど口にする男性が自分も含めて周りにいないので現実感がない。
世の中にはそういう男性もいるんだろうなと思うけど。
 

「女性にはリミットがあるから」
「産む機械発言は許せない」→「○○は許せない」
「共感して欲しいだけ」
「男性は解決脳、女性は共感脳」
「男って」
 

経験上、この中の言葉を1つでも使う女性は、ほかの言葉もセットで使っている。なんかそれってぼんやりとした「男性とはこういうものだ」というイメージについて語っている気がしている。
 

「共感している」のに「共感されてない」と言われたり、性的な目で見ていないのに「”男だから”、女性を性的な目で見ている!」なんて言われても困る訳です。
 

ちなみに、ここまで書いてきたこと、女性に限った話ではないのかなとも思っている。
 

つまりは、いまだに男性の中に「女性を性的対象として見る(要は、ヤれるヤレない)」とか「女だから仕事がいい加減」と考える人はいるんです。
 

だから、平成を経て、令和になった現在、実は「男って」と言う女性、「女って」と言う男性どちらも時代遅れなんじゃないかなぁと。キツいコト言うけど、昭和的な男性像、女性像に囚われている者同士、”仲良く”ステレオタイプをぶつけ合っていればいいんじゃないかなぁと思う。
 

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