みなさん、いい加減うんざりしていますか?そう、スマホ、スマートフォンにです。朝起きてスマホ、通勤電車でスマホ、休憩時間もスマホ、帰宅時もスマホ、寝床でスマホ。しかも、やることと言えば、ゲームにSNSに、深く考える必要のないバイラルメディアの閲覧。スマホ人間と化した我々は、生き物である人間として大事な何かを失いつつあるのでは、という考えがよぎったりよぎらなかったり。
しかし、テクノロジーというのは、本来我々の生活を良くするために開発されるのであって、テクノロジーの進化によって我々が退化していったのでは元も子もない。ということで、何か良いスマホの使い方はないものか、編集部で探してみました。するとこんなサイトを発見しました。
●iPhone、iPad用・障害のある人に便利なアプリ一覧
http://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-iphon4.html
●Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ一覧
http://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-and1.html
上記サイトでは、「コミュニケーションを支援系」「視覚障害者の方に便利系」「手書き・筆談系」「タイムエイド・スケジュール管理」「緊急時・安否確認系」など、カテゴリー別にアプリを紹介。「画面拡大系」など、障害者だけでなく高齢者にも嬉しいアプリが紹介されています。また、筆談系のアプリなどは、障害者にとってだけでなく、健常者が聴覚障害者とコミュニケーションをとる際にも役立つのではないでしょうか。
東京都文京区に位置する東京都障害者IT地域支援センターでは、ネット上での情報提供だけでなく、電話や来所による障害者やその家族からのIT利用相談支援や、センター内での機器の展示・体験実習の実施など、障害者がITを利用する上で、必要な情報や支援を提供しているそうです。
こうして見ると、今はスマホ一台あれば、視覚障害者が本を読むことも、聴覚障害者がコミュニケーションをとることも、駅のエレベーターや車椅子トイレを検索することも可能なのです。テクノロジーの進化が、生きづらさの解消に一役買っていると言えるのではないでしょうか。
この記事をスマホでお読みのみなさまにおかれましては、「スマホ=テクノロジー」に支配されることなく、スマホを使いこなすことで、自らの生活をより楽しく生きやすくしていただくことを願っております。
東京都障害者IT地域支援センター
http://www.tokyo-itcenter.com/index.html
住所:東京都文京区小日向4-1-6 東京都社会福祉保健医療研修センター1階
開館日:月、火、木、金、土(不定期開館)
開館時間:午前10時から午後5時30分まで(土曜は不定期開館)
閉館日:水、日、祝祭日、年末年始