神戸の水泳大会で障害者スイマーの記録も公認へ

2015年6月6日、7日と2日間に渡って開催される「神戸市民選手権水泳競技大会」がIPC(国際パラリンピック委員会)の記録公認大会となりました。健常者の公式な水泳大会に障害者スイマーが参加でき、その記録が国際公認記録となるということは日本初の取り組みです。国内の強化選手16名が大会に参加予定で、障害者トップスイマーの泳ぎを見る機会にもなります。
 

20150605ニュース記事①
 

記事を書いている私自身、パラリンピックを目指して水泳に精を出していた時代があるのですが、ジャパンパラ競技大会(私が泳いでた頃はジャパンパラリンピックでした)と日本選手権という2つの大会しかIPCの国際公認記録を獲得できる大会がなく、世界ランキングを上げていくためには、世界で開催される大会に遠征をする必要がありました。障害者スポーツは、経済的支援がまだまだという状態であり、遠征には自腹を切る必要も多々あります。国内の公認大会が増えれば、それだけ世界で勝負するチャンスも増えていきます。これは、2020年の東京パラリンピックに向けての強化策のひとつとして求められていくものでしょう。
 

障害者スイマーと共に泳ぐ機会があることで、自然と障害者の水泳競技に対する関心が生まれます。パラリンピック競技はたしかに障害者が行うスポーツですが、実際には健常者とともにできるスポーツも多いです。シッティングバレーやゴールボール、ブラインドサッカーなどはその一例です。2020年は国内で障害者スポーツの世界最高峰が楽しめる機会。競技を見るだけでなく、競技を楽しんでみてほしいなと思います。
 

(参照先)
「日本で初めての取り組みー神戸の大会がIPC-SW公認に」|一般社団法人 日本身体障がい者水泳連盟
http://paraswim.jp/?p=2963

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