災害発生時に障害を持つ方が一定期間を過ごす可能性がある避難所生活。特に、震災発生当日から2週間程度までの避難所生活の中で、障害をもつ方に直面する課題を明らかにするために「災害発生時に障害を持つ方々が抱える課題」のWEBアンケート調査が行われています。
●災害発生時に障害を持つ方々が抱える課題に関するWEBアンケート調査
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSendd-qoMzNrmGuefN5wIU72kj2-HFbRu7YRwuV75JrMROi-A/viewform
今回の調査は、弊団体でインターンシップを行っている加藤みつきさん自身のプロジェクト。彼女が調査を行おうと思うに至った理由は、新潟県中越地震での約2週間に渡る避難所生活の経験、そして、車いすで生活を送る友人が「有事の際には他の人に迷惑をかけず、覚悟しなさい」と親から言われた話に強く感情が揺さぶられたからだと言います。
障害などが理由で、避難所生活に対して大きな不安や不自由を感じる方が、私の友人のように多くいるのではないかと考えています。いつ来てもおかしくない、次の大震災が日本を襲う前までに、障害当事者やその家族が、避難所生活を送ることが難しいばかりに、心身の健康を害するということがないよう、何か手立てを打ちたいと考えています(加藤さん)。
今回の調査は、5分〜10分で行うことができる簡易なアンケート調査。大きな災害が日本のどこに襲ってくるかは分かりません。ぜひ全国各地の障害を抱える方々にご協力いただければと思いますし、被災経験の有無に関わらず、”もし自分の身に起こったら”という観点から回答いただければと思います。
調査結果は「災害時に障害を持つ方々が抱える課題」の解決につながる企画立案や政策提言のために用います。アンケートの回答は個人が特定できない構成にしておりますので、プライバシー等が気になる方も安心してご回答いただけたらと思います。調査終了後には、Plus-handicapの記事として、結果と考察をご紹介したいと思いますので、お待ち頂ければ幸いです(加藤さん)。
お忙しい中、大変恐縮でございますが、ぜひこの記事を見たすべての皆さまのご協力・ご回答をお願いできればと思います。
【アンケート調査概要】
●目的:
災害発生時に障がいを持つ方が直面する、避難所生活が中心とされる期間(震災発生当日から2週間程度まで)の課題を明らかにすること
●日時:12月22日23時〜12月30日23時59分
●調査に関するお問い合わせ先
survey.kato☆gmail.com(☆を@マークに変更してください)
●災害発生時に障害を持つ方々が抱える課題に関するWEBアンケート調査
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSendd-qoMzNrmGuefN5wIU72kj2-HFbRu7YRwuV75JrMROi-A/viewform