4大疾病とされてきた「癌」「脳卒中」「心臓病」「糖尿病」に、新たに『精神疾患』が加えられ「5大疾病」となり早数年。ストレス渦巻く現代社会において、精神疾患が全くもって珍しくないものと認知が変わってきています。
そんな精神疾患の代表格でもある「うつ病」。このうつ病を治療するために、抗うつ薬を始めとする投薬治療や認知行動療法などによる心理療法を、日々実践されている方もPlus-handicapをご覧頂いている方のなかにもいらっしゃることでしょう。
「薬飲んでも、ちっとも良くなんねぇ!」
「いや、長〜い目で見ればちょっとは良くなってるっぽいけど、まだまだ当分時間がかかりそうなんですけど!」
「なんか、他に良い治療法って無ぇのかい?!」
と、激しく思ったことはありませんか?そんな心の声を大にして言いたい皆様にお伝えしたいのが、今回取り上げる『rTMS(反復性系頭蓋磁気刺激)』という治療法です。まるで「ぼくのかんがえたさいきょうのひっさつわざ」みたいなネーミングですが、マジなやつなので安心してください。
文末リンクは実際にこの治療法を治験で受けてきた方による詳しい体験記になっていますので、ぜひご覧頂きたいですが、先に基本的な情報を抜粋しますと、
・rTMSは脳に磁気の刺激を与える治療法
・日本では未承認なので、高額な保険適応外でうけるか、無料の治験プログラムを利用することになる
・約6割の人に治療効果が!
・副作用はあまりない
とのことです。
やはり新しい治療方法であるということで、いつでも全国どこの病院・クリニックでも受けられるものではありませんが、もしお近くの地域で実施している医療機関がありましたら、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
《参考リンク》
「うつ病向けrTMS治療の治験に行ってきます」
http://u2blog.u2plus.jp/entry/2014/03/14/212027
「rTMS(反復性経頭蓋磁気刺激)の治験を受けてきました(pint storyより)」
http://bit.ly/1LN3Jvf
「うつ磁気刺激治療(TMS)とは?(うつ予防ナビより)」
http://bit.ly/1EIqlGs