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一緒に幸せになりたかっただけなのに。
私は、最近、もっとも大切な人と離れることになりました。3年前、私が苦しみの泥沼にハマっているときに、一緒にいてくれた恩人でもあります。寂しいときには、黙って甘えさせてくれる家族のような存在でした。でも、私は彼が苦しんでいるときに、ただ見守ることがどうしてもできませんでした。耐えられなかったのです。 -
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夫婦として新たな一歩を踏み出すために必要だった、立ち止まる勇気
約10年前の29歳のとき。大動脈弁閉鎖不全症という心臓病の手術をして以来、僕は漠然と「自分は40歳までに死ぬんだろうな」と思っていました。だからこそ、残り時間を後悔しないように、と全力疾走を続けてきました。当初の予定では「それではみなさん、さようなら!」と両手を振って笑顔で死んでいくつもりだったのですが…