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支援者になってつくづく感じた、自分のコミュ力の不甲斐なさ。
「”ございます”もいらない」障害者施設に勤務している私が配属当初、利用者のひとりに「おはようございます」と挨拶をした際、上司に注意された言葉です。ここだけ切り取ると大きく誤解されるので経緯をさらっと。私が配属されたフロアは、自閉症・自閉傾向のある方で構成されています。利用者一人ひとりに様々なこだわりがあり、そのうちのひとりに「挨拶のこだわり」があります。 -
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見えない障害の見分け方って支援者でも難しい。
今、私は障害者支援の仕事をしていますが、実は高校3年の3学期まで「知的障害者に触られると、うつる」と思っていました。もちろん、そんなことはありえないことと分かりましたが、気持ちとしてはそれくらい強い抵抗感と偏見を抱いていました。しかし、この仕事に就いて1年半以上が過ぎ、少しは知的障害者の特性も理解してきました。 -
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できるかできないかは自分が決める。障害者への「できない」という決めつけに対して。
どうせ障害があるからできないよね。これは発達障害と診断を受けた後、自分自身がいろいろな場面で耳にしたセリフです。発達障害を持ちながら介護職をしているというと「障害があるのに介護職なんてできるの?!」と言われます。その場では事実のみ冷静に話しますが、帰ってから沸々と怒りが込み上げてきます。 -
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自閉症の子どもは「困った子」ではなく「困っている子」?ー自閉症体験×謎解きイベント「88ぶんの1」レポートー
開始時間より遅れて会場に入った私の目に飛び込んできたのは、なかなかに異様な光景でした。2つのテーブルに3~4人がグループをつくってなにかワークをしていたのですが、各人の目には写真のようなペットボトル、手には厚手の軍手。こ […] -
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自閉症児ではなく、その親御さんへの応援にこだわる理由。—NPO法人ADDSの自閉症児支援とは?
発達障害の1つといわれる「自閉症」。統計調査によると、実に「68人に1人」が自閉症だと言われています。言語発達の遅れ、感覚過敏、特定の物や行動に対する強いこだわり、他者とのコミュニケーションが苦手などの症状が見られる自閉 […] -
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発達障害と診断を受けるまで、自分を「宇宙人」だと本気で思っていた。
Plus-handicapをご覧の皆さんはじめまして、東田愛子と申します。1982年奈良県で生まれ、奈良県で育ち、今も奈良県に住んでいる生粋の奈良っ子です。そういうこともあって当事者活動をするときは「しかせん」というハン […] -
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もし自分の子どもに障害があったら?知的障害のある息子を包む母親の愛情。
自分の子どもに障害がないほうがいい。これはほとんどのご両親が思うことでしょう。高齢出産のリスクが取り沙汰されたり、出生前診断が最近メディアに取り上げられたりすることも、その表れです。障害のある子どもを育てることは大変、自 […]