障害者スポーツの普及を考える有識者会議の存在

2020年の東京パラリンピックの開催に合わせて、障害者スポーツの認知拡大や興味喚起のために、様々な場所で障害者スポーツの体験会が行われています。最近では、障害者アスリート(元パラリンピック選手)が小学校や中学校などに訪問し、講演とともに実際に障害者スポーツをやってみるという機会も増えています。
 

2015年10月1日から新たにスポーツ庁が設置され、スポーツの振興などにまつわることはすべてスポーツ庁が担いますが、今はまだ文部科学省や厚生労働省の責任領域内になっています。文部科学省のサイトを覗いていくと、傍聴できるいろいろな有識者会議が紹介されているのですが、障害者スポーツという観点でいえば、直近では7月9日に「地域における障害者スポーツ普及促進に関する有識者会議」が開催されます。
 

ゴールボール。ロンドンでは女子日本代表が金メダル獲得。

ゴールボール。ロンドンでは女子日本代表が金メダル獲得。


 

議題を見れば、そもそも障害者スポーツの意義・役割ってなに?(スポーツ政策の中の障害者スポーツの位置付けの整理)という点が話し合われる他、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を契機とした障害者スポーツの普及促進や国・自治体・教育機関・報道機関との連携等が話し合われるようです。
 

個人的に興味深く感じた議題として、障害者のスポーツ活動への参画促進の中で、障害種・程度を考慮したスポーツ活動/障害者と健常者が一緒に行うスポーツ活動/先述部を踏まえた障害児のスポーツ活動を整理していくことが挙げられます。一般的に考えれば障害者ができるスポーツは健常者ができるはず、したがって高齢者や子どもが楽しめる生涯スポーツとしての立ち位置もあるのではないかという議論が生まれれば、非常に有意義ではないかと思います。
 

私がやっているシッティングバレーも、学校体育のバレーボールの中で一緒にできないかと模索している部分があると聞きます。障害者スポーツが生涯スポーツとして取り上げられること、「やって楽しい・見て楽しい」スポーツとして認知されること、これも2020年に向けて必要なことではないでしょうか。
 

(参照)
地域における障害者スポーツ普及促進に関する有識者会議|文部科学省ホームページ
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sports/027/index.htm

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