パラリンピックの基礎知識を知るコラムはじまる

昨日6月22日から日刊スポーツのサイト上で「パラリンピックの基礎知識」というコラムがスタートしました。パラリンピック日本代表選手の中で金メダル最多獲得者は誰か、メダル報奨金は何大会からスタートしたか、といった豆知識が得られるコンテンツとなっています。昨日から始まったばかりということもあり、まだ基礎知識の数が少なかったり、どれくらいの頻度で更新されるのかが分からなかったりしますが、2020年の自国開催のパラリンピックに向けて、認知拡大・興味喚起を行うことは重要なことだと思います。
 

巷ではオリンピック・パラリンピックというと2020年の話が盛り上がっていますが、そもそも来年は五輪イヤー。同時開催ということを思えばパラリンピックイヤーでもあり、リオデジャネイロではパラリンピックが開催されます。自国開催だからという点で2020年を注目することは理解できますが、スポーツは脈々と選手の系譜がつながっていくものですので、リオを見て、東京を見るほうが、スポーツ観戦の観点で言えば、面白いこと間違いなしです。
 

シッティングバレーの試合風景

シッティングバレーの試合風景


 

とは言っても、障害者スポーツはマイナースポーツ中のマイナースポーツ。どんな競技があるかも知らない、元々興味がないというひとのほうが多数派です。日本財団のパラリンピック研究会の調査によれば、障害者スポーツを直接観戦したことがあるひとは4.7%、パラリンピックの開催によって期待することに障害者のスポーツ機会の拡充、公共施設のバリアフリー化、障害者福祉の国民理解の拡大など、福祉的な側面ばかりという始末です。障害者アスリートのひとりとして、この結果は切ない。
 

パラリンピックが障害者福祉の一環という認知ではなく、スポーツの祭典であるという認知に移行していかなくては、アスリートの真剣勝負ではなく、ただの御涙頂戴エピソードのお祭りにしかなりません。これは世界各国の中でも後進的な振る舞いです。アスリートとしての観点から発信していくことを私自身、そしてPlus-handicapとして行っていきますが、そもそもの障害者に対する認識や障害者スポーツに対する捉え方が変わる必要があるのではないでしょうか。そのリミットはもう目の前に来ています。
 

個人的にはwebSportivaの「盛り上げよう東京パラリンピック2020」コンテンツが割と好きです。
 

ロンドンパラリンピックの競技ハイライト動画も。独断と偏見で選んだ、観て面白い3つの競技をご紹介。
 

 

 

 

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