真のワークライフバランスを京都市が提案?!

様々なメディアで見ることの多い「ワークライフバランス」という言葉。仕事と生活の調和が訳語らしいですが、調和できているひとがどれだけいるのだろうと勘繰ってしまうほど、実践できているひとが少数派な印象を持ちます(少数派だからこそ実践しましょうという声が大きいのだと思います)が、明日6月22日から京都市が「真のワークライフバランス」を実践している個人・団体のエピソードを集め始めます。「真の」という言葉が付加されている分、ワークライフバランスの上を行く概念のように聞こえるのは言葉のアヤなのでしょうか。
 

20150621ニュース
 

日本政府は平成19年12月に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」を策定しています。もともとは90年代にアメリカの企業が従業員の活性化を目的として取り組んだ制度です。
 

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」(内閣府ホームページより)

 

「真のワーク・ライフ・バランス」とは「仕事」「家庭」「地域・社会」での「つながり」を大切にし,そこで求められる役割や責任を果たすことで,心豊かな人生を送ることを目指すもの。(京都市ホームページより)

 

「つながり」という面に着目しているところが「真の」たる由縁なのだと読み取れます。地域ぐるみで子どもを育てるという社会的養護論やコミュニティ論に言及したエピソードから、真のワークライフバランスを提案していこうという点が重視されているのではないでしょうか。
 

●個人の実践エピソード募集テーマ

テーマA: イクメン・イクジイ・カジダン体験談
テーマB: 家事だけじゃもったいない!時間活用奮闘記
テーマC: 仕事と生活の両立術
テーマD: 部下の味方「※イクボス」実践中,私の職場のスター「イクボス」
テーマE: 地域デビュー・ボランティア体験記
 

●団体の実践エピソード募集テーマ

テーマF: 私たちがつなぐ!地域の絆
 

なんとなく、団体の実践エピソードが「真の」の部分を決める要素につながりそうです。
 

何をもってワークライフバランスが実践できていると自身で判断できるのか、他者から判断されるのか。ワークライフバランスが大事と言われて時間が経過しましたが、その判断軸と評価軸は案外曖昧なような気がします。幸せには様々な価値観があり、定量的・定性的に共通した判断軸、評価軸が存在しづらいことと似て、ワークライフバランスもまた判断、評価が難しい。
 

京都style「真のワーク・ライフ・バランス」応援WEBサイトで集められたエピソードは公開されるようですが、そこに並ぶエピソードたちがその判断と評価を助ける指針のひとつになるのではないかと思います。
 

(募集要項)
応募期間:平成27年6月22日~8月31日(消印有効)
応募資格:
・京都市内に在住または通勤,通学し,取組を実践されている個人
・京都市内に活動拠点を置く団体
詳細はこちらから:
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000184/184575/youryo.pdf

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