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自分の左足を切るか残すかという30年続く自問自答。「切る」に傾く日がやってくるのか。
「20歳になったら左足を切るかどうか考えよう」その言葉を初めて聞いたのは8歳くらいの頃。毎年、義足や装具を作り変えるたびに、主治医から”20歳の選択”を刷り込まれました。不完全なカタチの両足で生まれてきた私は、まずは自力で立てるように、そして歩けるようにという順序で、生まれて2年の間に手術を受け続けました。 -
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私の鬱なんて、お金とセックスさえあれば治るくらいのもの
鬱をわずらって、もうすぐ2年が経ちます。きっかけは会社でうけたパワハラ。会社を辞めても一向によくならず、薬の量だけが増えていく2年間でした。鬱の波に襲われてるときは、とても果てしないし、いつ抜け出せるんだろうって恐怖にかられ、何もする気になれず、朝からお酒を飲んで眠ることしかできなくなります。 -
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“頑張る”が助長する生きづらさ
生きづらさ界隈には”頑張る”という言葉がはびこっています。障害があっても頑張る。差別や偏見に負けずに頑張る。仲間のために頑張る。などなど。中には「頑張っている姿に感動した」とか「私の頑張っている姿を見て欲しい」なんて人もいます。メンドクサイ人たちですね。だから私は”頑張る”という言葉があまり好きではないのです。 -
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可愛い・綺麗と言われても、鏡に映る私の顔はいつも醜かった。醜形恐怖の生きづらさ。
「可愛い」「綺麗」「美人」「魅力的」と言われて、みなさんはどんな気持ちになりますか?嬉しい、照れくさい、自信が湧いてくる。容姿を褒められると、そういった感情が湧きやすいと思います。私は小さいころから容姿を褒められることに縛られて生きてきました。 -
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すきなひととセックスするとき「コンドームに穴あけたい」って思った私。
すきなひとがいます。まったく叶わない恋愛なので誰にも言ってないし、言うつもりもないから、ここに書くことはかなり勇気が要ることだったりします。その人との関係はソフレ。添い寝をしてもらう関係。割り切った関係のはずなのに、私が本気ですきになっちゃって、彼にその想いは隠しています。 -
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そろそろ発達障害を「才能」か「障害」の二択にするの、やめてもらえませんか?
発達障害はびっくりするくらい両極端なイメージを持たれていると感じています。ひとつは「発達障害は才能である」というタイプ。そしてもうひとつは「発達障害は、あくまでも障害である」というタイプ。それぞれのイメージは「発達障害を特別視しすぎている」という点で共通していると思っています。 -
在宅勤務
たくさんのひとに読まれるという達成感。だからWEBメディアの仕事は楽しい。
「読者が欲しい情報をちゃんと届けること。これがWEBメディアの仕事だと思うんですよね。」と語るのは、月間1000万PVを超える、恋する女子のためのWEBメディア「Lovely」の編集部の山上さんと遠山さん。今回募集するのは、そんな「Lovely」の記事編集担当者。役に立つ情報を届けるための下支えをする仕事です。 -
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カミングアウトってむずかしい。する側の葛藤・される側の受容。イベントレポート。
3月16日に開催したイベント「カミングアウトってむずかしい~する側の葛藤・される側の受容~」。ご自身のセクシャリティをカミングアウトした高橋圭さんと、仕事柄、たくさんのカミングアウトを受けてしまうプラス・ハンディキャップ編集長とのクロストークを行いました。今回はそのクロストークの一部をご紹介。 -
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その授業は本当に必要か?学校教育に入り込みたがる生きづらい人たち
社会的にマイノリティと呼ばれる人たちの苦しさの一つは、そもそもマイノリティである自分たちの存在すら知られていないことです。自分たちのような存在を知ってもらいたい、理解してもらいたいという方の多くが口にするのが「学校教育の中で私たちのことを知ってほしい」という言葉。私はこの言葉を聞くたびにがっかりします。 -
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夫婦として新たな一歩を踏み出すために必要だった、立ち止まる勇気
約10年前の29歳のとき。大動脈弁閉鎖不全症という心臓病の手術をして以来、僕は漠然と「自分は40歳までに死ぬんだろうな」と思っていました。だからこそ、残り時間を後悔しないように、と全力疾走を続けてきました。当初の予定では「それではみなさん、さようなら!」と両手を振って笑顔で死んでいくつもりだったのですが…