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other
自分の左足を切るか残すかという30年続く自問自答。「切る」に傾く日がやってくるのか。
「20歳になったら左足を切るかどうか考えよう」その言葉を初めて聞いたのは8歳くらいの頃。毎年、義足や装具を作り変えるたびに、主治医から”20歳の選択”を刷り込まれました。不完全なカタチの両足で生まれてきた私は、まずは自力で立てるように、そして歩けるようにという順序で、生まれて2年の間に手術を受け続けました。 -
human
義足の中が熱中症。え?サンダルって涼しいんですか?
サンダルを脱ぎ捨て、足の指先を伸ばしている女友達に「ねえ、サンダルって涼しいの?」とふと聞いてみた。きょとんとしながら「え、涼しいけど?」と聞き返されたけれど、それは僕にはまったく分からない世界。義足に装具にと、夏でもそれぞれの足にブーツを履いているような状態だと、生足にサンダルという涼しげな格好を経験したことがない。 -
lifestyle
足が不自由だと引っ越しはなかなかしんどい作業。そして手続きもいろいろとめんどくさい。
先日、人生で何度目かの引っ越しを行いました。引っ越しといえば、荷物を詰め、引っ越し業者さんに運送してもらい、荷物を開封するというのが一連の作業。健常者・障害者という区別をしなくてもその作業に煩わしさは伴いますが、足が不自 […] -
society
ヒザが曲げられないから、ジジイと酔っぱらいによく絡まれます
「ヒザを曲げられない」という障害を持っている限り、電車のイスに座ると、足が通路側に投げ出されることは防げません。足を通路にどーんと出していれば、つまずく、ズボンの裾を靴裏でこする、不愉快な気持ちにさせるといったことを誘発 […] -
culture
技術革新によって障害者が障害者じゃなくなる日。例えば、攻殻機動隊の世界が現実になったら。
原作が発表されて25年。今もファンを魅きつけて止まない「攻殻機動隊」という作品があります。「かくいう私」も大ファンなのですが、そこに描かれている世界が現実のものになったとしたら、障害者が障害者じゃなくなる、むしろ強者にも […] -
lifestyle
装具・義足の修理は病院の診療のようなもの。だから嫌い。
クリスマスイブである今日、壊れていた装具の修理に行きました。両足が不自由な僕の場合、左足は歩行を補助するための装具を履き、右足は切断していることもあって義足を履いています。今回は左足の装具の修理でした。 & […] -
lifestyle
気管切開のひとってネクタイ締められるの?車いすのひとってミニスカ履けるの? 障害者から障害者に質問してみた。
2014年3月21日、「障害者の何でも言いたい放題vol.2」というイベントが福岡で開催されました。 「障害者」とひとくくりにされがちですが、身体障害者が精神障害者のことを理解できないように、また身体障害者 […] -
society
簡単には避難できない。災害弱者であるという障害者の自覚。
先週の10月16日に猛威を振るった台風26号。伊豆大島を襲い、甚大な被害をもたらした台風26号の爪痕も残る中、今週末にはまた勢力の強い台風27号、そして28号が日本列島に上陸する可能性が指摘されています。ここまで連続で台 […] -
sports
座ったままのバレーボール、シッティングバレーを体験してみた。
先日、東京都北区王子にある障害者スポーツセンターで行われていたシッティングバレーの練習に参加してきました。早い話、見事にどっぷりハマりました。今日はPlus-handicap編集長、佐々木によるシッティングバレー体験談で […] -
sports
義足を履く男が挑む、3つのスポーツ
夏になると、パラリンピックを目指して泳いでいた頃を思い出します。もともとは、初めて行ったプールで泳げなかったことが悔しくて、何とかして泳げるようになりたいと思ったことがきっかけでした。長い距離が泳げるようになった、今まで […]